終わってしまった
昨日、私は母と喧嘩をして「普通じゃない」理由を、叩きつけました。
本当に、そのままの意味で、私の顔を見ないでいつものように、思うがままに怒りをぶつけてくる母の背中に、そのファイルを叩きつけました。
「私は普通じゃない、もう傷つけないでくれ、期待しないでくれ」っと。
この24年間、他の人にとっては少しかもしれない、だけれど、私にとっては大きなズレと戦って来た、悲しみ、恨み、悔しさ、諦め、頑張りがサラサラと溜まり、崩れて、本当の私が顔を出しました。
きっと母や父は驚いたでしょう。はじめて本当の私を見たのでしょうから。
これが私だと、恥ずかしい気持ちもありながらも、本当の私が顔を出すのは最後かもしれないと、冷静に覚悟を決めて、感情が眼からあふれ出しても必死に伝えた。
きっと何か変わるはずだと期待を込めて。
父はいつものように冷静さで人を操るような言葉をつらつらと語、自分を守っていた。
やっぱり、母は知らなかったからしょうがないと、私に当たり前が出来るようになって欲しかったからだと、直ぐに傷つけるような事を言わないように出来るか約束出来ないと、自分を守っていた。
母からは私に対しての言葉はひと言もなかった。
分かっていたけれど、どの言葉も私には自分を守る為の言葉にしか聴こえなかった。
好きなアニメの中のセリフで、今でも思い出す言葉がある。
「期待っていうのは諦めから出る言葉なんだよ。」