図書館。 赤蜻蛉。 作者: caem 掲載日:2021/09/07 きみが泣いてると ぼくは笑うしかなくて 手を繋いで 悲しくさせないようにしていたら そしたらすぐに 柔らかい感触が啜ってくれて 嬉しそうにはにかむ その笑顔と涙をペロリ 眩しいばかりの真っ赤な頬っぺたに 口付けたかった はじめてのキスは可愛らしいおでこに さりげなく まだまだ若い 思春期みたいに おじさんとおばさん 揺れた草葉と その向こう側まで飛んでゆく つがいになった赤トンボみたいに 夕焼けを目指して 群れから外れたカップルなんだ