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マードック魔道具店  作者: イカ十郎
16/44

ミーノの夢10

 あれから半年後


 私、ミーノは今ザーマ王家の侍女として、


毎日を楽しく過ごしています。


 だけど、少し気になる話もあるのです。


 私が、王家に仕え始めて、


すぐにビージ家に不幸が訪れたらしいのです。


 街の噂によると、


   般若の様な顔をした化け物


が、いつの間にかに、


   キレーナお嬢様


に成り代わっており、


帝都第九警備隊に討伐されたそうなのです。


 そして、ビージ家の庭からは


   首の無いマーリンの遺体


が見つかったが、キレーナお嬢様の遺体は、


どこにも無かった為、化け物に食べられたのだろう


ということでした。


 私は、お嬢様と一緒に過ごした楽しかった日々を


思い出しながら、お嬢様の分まで幸せになろうと思いました。


 




場面はかわりとある魔道具屋




 一人の老婆が、黒犬を撫でながら




 ヒヒヒ



 だから、やめとけって言ったのにさ!!



 あの魔道具は、扱いが難しいのさ


 あんなに、嫉妬と恨みで満たされた心なら、


 般若の様な化け物にもなるさ



 でもね、



 まあ、最初の一人でも



 夢が叶ってよかったね



 過ぎたる望みは、破滅を呼び


 

 約束を守ることは、幸せにつながるのさ


 

 さてと



 次のお客様は、どんなのだろうね




といい、嗄れた声で




 ♪夢や希望はどこにある♪








 ♪貴方の願いが通じれば、♪








 ♪きっと見つかる不思議なお店♪








 ♪望みを叶えるマードックのお店♪








 ♪マードックに会えたなら♪








 ♪きっと望みが叶います♪








 ♪過ぎたる望みは、破滅呼ぶ♪


 

 ♪約束守れば、幸せ掴む♪


と歌うのであった。

これでミーノ編は終わりです。

ここまで、読んで頂きありがとうございました。

次は、お話はまた別の機会に


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