【王殺し】設定/王印と継承について
ランシャルが住んでいる国は「王印」と呼ばれる印があり、その印を体に授かった者が次の王になるというちょっと変わった国です。
私たちが住むこの世界にも王様(女王様)がいる国がありますね。たいていの場合、親から子へと王位継承されていきます。ランシャルのいる世界でも他の王国ではこちらの世界の王国と同じように親から子へと継承されています。
■国の始まりは勇者と竜の力
この国の初代王である勇者は虹竜と契約を交わしました。虹竜が竜の力と引き換えに命だけは取らないでくれと取引をしたんです。
竜の力は強く、その当時あった沢山の小国を打ち破り統合して現在の国があります。
契約内容については物語のなかで触れるか考え中です。物語の流れ上説明が蛇足だと感じたら書かないことになると思います。その際にはこちらに書くこともあるかもしれません。
■王印とその力について
王の印は虹竜の力そのものです。
虹竜の内にあるときにはエネルギーとして存在し形はありません。しかし、虹竜が勇者に授けたことで竜の体から離れたエネルギーが印という目に見える形をとっていると設定しています。
印という形をとることで人の体に付属させていると言ったらいいのかな。
王が死ぬと印は命あるところへと移動していきます。
本来なら解き放たれて虹竜の元へと戻っていくはずですが、虹竜が契約に則って次の王へとエネルギーが移るようにしているわけです。
新しい王へ印が移るごとに竜の力を自由に扱えるように力を解除しなくてはいけない。封印というほど強力なものではないけれど、人間が扱いやすいように力が暴走しないようにしているというような考えです。
王印の力は虹竜に解除してもらう必要がありますが、勇者の血族である子孫はそれぞれに虹竜の力の一部を個人の能力のように備えて生まれてきています。
ランシャルは動物と会話をすることができますが、これは虹竜の持つ能力の1つです。
勇者の血族である人間はそれぞれ虹竜の力の中の1つを持っています。それはその人の個性に合った力が表に出ているんです。
ランシャルはおとなしい少年ですが対話・交流を好み、ファスティアは周囲を明るくする華やかさがあり、ギャレッドは他人の言動を気にする所があります。
虹竜は虹が沢山の色を持っているように他の竜が持つ様々な力を集約して持っている希な竜と設定しています。水や火、雷や風などの他にも様々な力を持っています。
■王位継承について
王印が次に誰へ移るのか。その条件について物語のなかでは説明していません。登場人物たちもはっきりとしたことを知りません。それはこの物語のなかで王印が移る条件が物語の軸にはなっていないからです。
印は虹竜のエネルギーそのものと先に書きましたね。
私は虹竜を含む竜を神聖なものと考えています。
竜は自然そのもので時に荒々しく生命エネルギーに満ちた存在であり、汚れを嫌う傾向にあると設定しています。
自然や土壌を汚されることを好みません。
生きるために動物を殺す。その過程で流れる血に関しては気にしませんが、動物を大量に殺すようなことは嫌います。
汚れを嫌うという竜の性質は、虹竜のエネルギーである王印にも当てはまると考えていいだろうと思います。
王印は勇者の血族(子孫)にだけに移ります。これは契約に含まれているというよりも必然のような感じです。
虹竜の血を浴びた勇者の体は特別なものとなり、体に染みた竜の血によって竜のエネルギーを体に取り込んでも耐えられるようになった。そして、勇者の血を分けた子孫たちも竜のエネルギーに耐えられる体をもっていることにしました。
世代を経るごとに血は薄まっていきます。
血は薄まりますが竜のエネルギーも子孫の人数だけ分配され1人が持つ力の量が減っていくので、上手く体に収まっていると考えています。
ランシャルたちの世代では1人で1つの力しか使えませんが、勇者の子や孫、ひ孫辺りまでは生まれながらに複数の力を持っていた。もちろん王印をもつ王とは比べ物にならない差があったと思いますが。
■印はどんな人物に移るか
この点についてはギャレッドも知りたいところだと思いますが(笑)。
先に書いたように印も汚れを嫌います。
人における汚れとはお風呂に入らないというような汚さではなく、心の汚れを指しています。
純粋な人や人のために成そうとする人などに移りやすいです。
◆◇◆ 【王殺し】 ◆◇◆
◆◇◆ 設定/王印と継承について ◆◇◆
終わり




