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私は魔王を討伐したらしい  作者: よた
プロローグ
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追憶

 私、立花彩音たちばな あやねは平凡な暮らしを求める就職活動中の大学生である。来る日も来る日も面接とエントリーシートと格闘し、疲れ切ってしまっていた。


 まったく、普通の暮らしを望んでいるだけだというのになぜこんなに苦労せねばならぬのか……。


 私は今、実家から高速バスで2時間かかる東京のホテルに泊まっている。


 同じ大学の友達も苦労しているようで、今日はお互いの傷をなめあいながら酒を飲んだ。明日また面接かと思うと本当に嫌になる。


 子供の頃はよかった。大好きなおとぎ話に夢中になって勇者にでも魔法使いにでもなれたというのに……


 もう寝よう、明日になればまた同じことの繰り返しだ。


 今日はもう遅いから寝よう……


 明日もまた戦いだ。


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