表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

第1話 ラスボスは〇〇フラグ

くだらないことを自己満足レベルで文字にする。

 とうとうここまで来た…数多もの試練を乗り越え、敵を薙ぎ倒し、いわゆるラスボスとの最終決戦手前。


 カツーン…カツーン…


 奥の部屋から足音を響かせて顔が仮面で覆われた、いかにもラスボスと思われる男が現れる。


 そこで気づいてしまう…『ラスボスはお父さんフラグ』に…。


 ああああ(プレイヤー名)はゴクリと息を飲み、父をも殺す覚悟を決める。


「よくぞ、ここまでたどり着いたな。『ああああ』よ…」


 言いずらそうな名前を呼ぶと、ラスボスの男は仮面に手をかけ、外そうとする。


 ゴクリ…またしても緊張が高まる。ラスボスは仮面を外して投げ捨てると、何も無い部屋でカランカランと心地の良い音を奏でながら仮面は地面で震えている。


「お…お前は!」


 ああああは言葉に詰まる。なんて言っていいのだろうか。と言うよりどうすればいいのか。


「誰だ!?」


 期待を裏切られたこの感覚。え、父親じゃないの? すげー覚悟したけど? これなら躊躇いなく殺れるんだけど。


「ラスボスだが?」

「それは知ってる」


 ラスボスはきょとんとした顔でこちらを見つめてくる。何も理解してないのか…コイツ。


「まぁいい…こちらから行かせてもらうぞ!」


 ああああは剣を構え、ラスボスの攻撃に備える。

 しかし、その攻撃はとてつもなく弱く、ああああに2のダメージしか入らない。


「え、嘘だろ? フラグ回収しない上にこの弱さかよ。ありえないだろ。とりあえずここまでのプレイ時間返せよ。」

「すみませんマジで」

「殴んぞ」

「勘弁してください」


 ああああは完膚なきまでにラスボスをボコボコにした。

短めのお話となってるので、暇な時にどーぞ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ