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【詩集】Shangri-La

夢語り

作者: 野鶴善明


 季節の花が咲くように

 こころに夢が

 咲けばいい

 風を頬に感じるように

 胸の奥に咲いた夢を

 感じればいい


 夢の形を摑むことは

 できなくても

 夢は確かに存在する

 人は誰でも

 夢を想い

 夢を描き

 夢を語ることができる


  夢を忘れた時

  人は悲しい眼をした

  亡霊になる

  こころは

  恵みに見放された

  曠野をさまよい

  傷つけ

  傷つき

  血の涙を流すだけ

  阿修羅の道


 遥かな夢を

 忘れないで

 遠くに思えても

 疑わないで

 夢が

 夢だけが

 よろこびを形作る


 夢の息吹を

 身近に感じて

 夢のゆらめきを

 しっかり見つめて

 夢のふるさとへ

 歩き続けて


 夢はこころに

 内面を与える

 夢はこころに

 奥行きを与える

 夢はこころに

 鼓動を与える



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― 新着の感想 ―
[一言] 理想を保ち続けることの大切さを思い出させてくれますね。「夢を忘れた時、人は悲しい眼をした亡霊になる……阿修羅の道」というところがよかったです。
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