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西洋すごろく & 誓い

二作品の詩。

【バックギャモン:西洋すごろく】



ブジチャク 不時着


水なし 砂漠の ド真ん中



ボクらは それぞれ苦笑い


ひとすくいの 最後の一杯をかけて


乱闘するかも、知れないけど



最後はやっぱり

 

らんちき騒ぎで 終わらせようかな、そうかな



狭い背中ばかり すずしくて

 

こまっちゃうよな、そうだよな


広い奈落のそこばかり 満たされて


まいっちゃうよな、そうだよな



君のためなら


公然とバカをやる 


だなんて。 


それは本当にバカなだけなんだって



君のためなら


公然と くさいことを語る


なんてボクは本気なんだ


なんだって



なんだって、やるよ 君がそばなら


なんだって、するさ 君のそばなら


なんだったら、なんだったら




照れくさい 理想郷


君が振り向くまで 描けるんだって


そう、なんだって



投げた目が


一だとしても、


ボクはきっと六のつもりで 笑えるさ



泣いたって、


最後には


きっと笑って見せるさ


いつだって


投げてみせるさ、ぼくの手の中にあるダイスを




   fine.





【オウス:誓い】




誓いをたてよ

 

霧の向こうに希望を見出すものよ

  

己の戦力が 削がれたときこそ

    

誓いをたてよう





背後に忍び寄る「影」に気をとられず

  

橋を渡ることに集中せよ

  

切りたければ、切ろう 

     

君の戸惑いを断つ役目は 任せてほしい 

    

ただ影を仲間にするには それなりの覚悟が必要だ




     

誓いをたて、


折った右ひざをはげまし、


やがて立ち上がる時が来る

        

瞳にナミダを浮かべるときこそ

                

                 誓いを立てよう




fine.


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