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巻の二十二   紅緒の過去

巻の二十二   紅緒の過去


 紅緒を加えた直也一行は戸塚宿から東海道を逸れ、鎌倉を目指していた。

 古都鎌倉は是非直也に見せておきたいという弥生の意見からである。辿るは中つ道、また中の道と呼ばれる街道。

「ねえ直也様、あたいお腹空いたー」

 紅緒が甘えた声を出した。

「そうか、俺もだ」

「あそこに茶店があるぞ」

 昼時で腹も減ったので、茶店に入る事にする。

 紅緒はひくひくと鼻をうごめかせていたが、

「あたい、焼き魚!」

 やっぱり猫である。一方直也は、

「俺はうどんがいいな」

 最近の直也はうどんが気に入って良く食べる。弥生は、

「儂は飯がよい」

 とお腹に溜まるもの、と三者三様の注文をした。

「おまちどお」

 それぞれの注文が運ばれてきて、

「いただきまーす」

 紅緒は焼き魚に早速かぶりついたが、

「熱い!」

 と一声叫んで、口を離した、舌を火傷したようだ。

「なんだ、紅緒、お前もやっぱり猫舌なのか」

「うう…よくわかんないけど熱いのは苦手です…」

 ふうふう息をかけて冷ましている。

「そうだよな、ふだん調理したものなんて食べてなかったろうからな」

「ええ、まあ…」

 苦笑いする紅緒。

「…たまーに、…ほんのたまに、ですよ?…お魚焼いてるのをかっぱらったことが…」

 弥生が笑う。

「正直な奴じゃな」

 直也も笑って、

「もうそんなことしなくていいからな、ゆっくり食べろよ」

「はい!」

 紅緒は嬉しそうに返事をする。

 その時ふと、紅緒の目が動く。視線の先には、白黒ぶちの猫がいた。鰺の干物を狙って来たようだ。身を低くして、そろそろと近付いてくる。

 そこへ石が飛んできた。

「このっ!泥棒猫め!」

 茶店のかみさんが棒を持って駆けて来る。猫は一目散に逃げて行った。

 紅緒の視線に気が付くと、

「すみませんねえ、お騒がせして。…魚を狙ってくる泥棒猫、油断も隙もなくって」

「……」

 急に項垂れる紅緒。それに気が付いた直也は、

「紅緒?…どうかしたか?」

「…直也様、すいませんが焼き魚、もう一皿頼んでいいですか?」

「ああ、いいよ」

「ありがとうございます!」

 紅緒はさっそくもう一皿頼む。焼き上がってくるまでにちょうど先の分は食べ終えていた。

 焼きたての焼き魚を持って立ち上がる紅緒。

「どうした?」

「…直也様、向こうで食べてきていいですか?」

「別にかまわないけど…」

「それじゃあ、ちょっと」

 そう言うと紅緒は、手に焼き魚をぶら下げて小走りに駆けていった。焼き魚をぶら下げながら紅緒は、さっきのぶち猫が逃げていった方へ向かう。

「…どこ行っちゃったんだろ」

 きょろきょろと辺りを見回す。その辺にいない事を確かめ、もう少し先へ。

 少し行った所に、隠れられそうな場所があった。

 朽ちかけた網小屋。うち捨てられた廃船。枯れ草が生い茂り、使う人もいない。紅緒の目の端に小さな影が動くのが映った。

 白黒のぶち、さっきの猫だ。

「ほら、これあげる。おいで」

 手招きする紅緒。しかしぶち猫は警戒しているのか、なかなか近付いてこない。

 紅緒は耳と尻尾を生やしてみせる。自分も同族だとわからせるために。それでもぶち猫は近寄ろうとしなかった。

「…みゃあぁ」

 正に猫なで声、で紅緒が招く声を発する。

 それでようやくおずおずと近づいてくるぶち猫。その前に焼き魚を差し出す。

 ぶち猫は、さっ、と素早くそれをくわえると、二尺ほど下がって食べ始めた。

 よほどお腹が空いていたのか、食べ始めるとすごい勢いである。

 紅緒はその猫の乳が膨れているのに気が付いた。

「おまえ…子供がいるの?」

 母猫らしい。しかし毛は潮風を浴びてばさばさで、身体はがりがりに痩せこけている。これでは子猫を産んだもののろくに乳も出ないだろう。

「かわいそうに…」

 そっと手を伸ばし、ぶち猫の頭を撫でてやろうとする紅緒。

 しかし、ぶち猫はそれを拒絶するように、紅緒の手を振り払うと、残りの魚をくわえて姿を消した。

 紅緒は追いかけない。いや、追いかけられなかった。

「おい、紅緒、どうした」

 後ろから声をかけられるまでそこにしゃがみ込んでいた。

「直也様…どうして?」

「どうしても何も、お前が行ったきり戻って来ないから探しに来たんじゃないか」

 直也の後ろには弥生もいた。

「なんでもないです」

 そう言って立ち上がる。

「おい、手から血が出てるぞ」

 さっきぶち猫に引っ掻かれた時に傷がついたらしい。

「…こんなの…すぐに治ります」

 そう言って、ぺろりと舐める。そんな紅緒に弥生が、

「さっきの猫にやられたのか?」

「姉様…」

「隠さんでも良い。さっき、あの猫を見てからお前の様子がおかしくなった。それくらいわからんでどうする」

 紅緒は寂しげな笑みを浮かべると、

「…え、ええ。…あの子、子供がいるらしいんです。それで食べ物探してるんです。

 お魚あげたんですけど…撫でようとしたら引っ掻かれちゃって」

 溜息をつく紅緒。続いて、

「…昔を思い出しちゃって」

 とぽつりと言った。


 大船を過ぎてその日は上永谷泊まり。

 ここの近くにある「馬洗橋」は、北条政子が鎌倉から弘明寺に祈願に向かう途中、馬を洗ったという言い伝えがある場所である。

 が、特に重要な宿場でもないため、安宿しか無く、部屋も一部屋しか取れなかった。それでも寒さが増してきた秋の夜、文句は言えない。

 遅い夕食を食べ、疲れ取りにちょっとだけ酒を飲んだ。紅緒は酒に弱いらしく、お猪口一杯で真っ赤になってしまった。

 そして直也にしなだれかかり、

「直也様…」

 と切なそうな声で話しかけるのだった。

「これ、酔ったなら布団で寝るがいい」

 弥生が嗜めるが紅緒は聞かず、

「…今夜は誰かに…ううん、直也様に聞いて頂きたいんです。…あたいの身の上話」

 そう言って話し出した。


「…あたいの一番古い記憶は、ごみ溜めでみーみー泣いていたことです。

 親のことは知りません。兄弟姉妹がいたような気もしますが、よく憶えていません。

 とにかく、ごみの中から食べられる物を探し出して食べて飢えを凌ぎ、雨水を呑んで乾きを癒していました。

 そのうち食べる物もなくなって、そこにいても仕方がないので外に出てみたんです。

 そのごみ溜めがあったのは小伝馬町、牢屋で有名な町でしてね、罪人の怨みというか、

 とにかくどろどろした怨念が渦巻く町でしたよ。

 そのせいか、そこにいた野良猫も皆ぎらぎらしていて、まだほんの子猫だったあたいは体中に傷を付けられて、

 這々(ほうほう)の体で逃げ出しました。

 逃げ出してすぐ、子供に見つかって、尻尾を持って振り回されたり…あの時は本当に尻尾が千切れるかと思いました…

 …石をぶつけられたりして痛い思いをしました。


 そこからやっとの思いで辿り着いたのが葺屋町ふきやまち(現人形町)、ここでようやくあたいは身体を休める事が出来ました。

 かつて吉原があったこの地は、お妾さんが囲われている家屋敷が多いんです。

 そういう人は猫とかに餌をやったりするのが好きな人が多くて…暇なんですね、

 時々そういう家の庭で食べ物にありつく事が出来て、二年くらいはいたと思います。

 身体も大人になって、自分で食べ物探せるようになって、

 …そんな頃、そのあたり一帯を締める雄猫が言い寄ってきたんです。

 あたいが拒絶すると、手下の猫に命じてあたいを…寄ってたかって…

 …あたいはぼろぼろになってそこを逃げ出しました。もう同族といえど信用出来なくなりました。


 次に辿り着いたのは日本橋。…賑やかな所で、残飯には事欠きませんでした。

 そこの元締めの猫は穏やかな猫で…歳もとってましたけどね…時々獲物を納めれば何も文句は言われませんでした。

 時々犬に追いかけられたりしましたけど、塀の上に登ってしまえば平気でした。

 そこには十年くらいいましたかねえ。…だんだんあたいも年取ってきて、餌も取れなくなって、…

 だんだん居づらくなって、…上野方面へ向かったんです。

 その頃はもう秋葉ヶ原や神田、上野へは何度も行っていましたから、顔も広くなっていて、虐められる事はありませんでした。

 そして不忍池の出来たばかりの弁天堂の下を最期の地と決めたんです。


 …でも、弁天様の御利益なのかわかりませんけど、なぜか身体はちっとも衰えてこなくて、参拝客がくれたりする食べ物を食べて、それから十年余りも生き続けました。

 ある時、気が付くと尾の先が二叉に分かれているじゃありませんか。それに気が付いてから、妙に身体が軽くなりましてね。

 居心地もいいのでそのまま弁天堂に居続けたんです。


 気が付いたら三十年、尻尾は完全に二叉に裂け、化ける事が出来るようになっている自分に気が付きました。

 それからはもうあちらこちらへ行きましたよ。飛ぶように早く走れるし、もう犬だって…いいえ、人間だって怖くないし。

 ある時、筑波山へ行ってみようという気になって、二日かけて行ったんです。

 そしてそこのなんとかいうお寺で休んでいたら、…先に話した隆法だか隆光だか、坊主に捕まって、…

 胸に呪い玉を埋め込まれて…あとは何が何だかわからないうちに時が過ぎて…

 …気が付いたら弥生姉様に縛られて、胸から血が流れていました。

 それまで自分がやっていた事は憶えているんですが、夢の中の事というか、他人事の様というか、

 とにかく自分がやったという実感は無かったです。

 でも、直也様があたいを助けてくれたという事はわかりました。


 …あたい、その時まで、人の情けって知らなかったんです。

 直也様が、たとえ気まぐれにでもかけて下さったお情け、それが忘れられなくて…

 …付いて来ちゃい…まし…た…」


「紅緒…」

 直也は膝の上で眠ってしまった紅緒の髪を優しく撫でてやる。

「…こいつも苦労したんだな」

「…ふむ、そういうわけで、初めて優しくしてくれた直也に惚れた訳か」

「食べ物くれた葺屋町のお妾さんは優しくなかったのかな?」

「…ああいう手合いは単に暇だから、とかただ可愛いから、とかの理由で無責任に餌をばらまくからのう」

「そっか、自分本意だってことか」

「そうじゃ。…直也、お主の優しさを見抜いたこ奴、多少は見直したわい」

「…さっきの猫に昔の自分の姿を見ていたんだな」

「猫又になって日が浅いんじゃのう、どうりで多情な訳じゃ」

「わかるのか?」

 弥生はうっすらと笑い、

「そうじゃな、教えておくとするか。…およそ変化の類は、そのものの寿命に見合った姿を基本的に取る。

 紅緒は猫又としてはまだ十五ー六の小娘という訳じゃ」

「ふーん。…ということは、弥生は俺と同じくらいって言う事か。…それにしちゃあ老けてるよな」

「…もう一辺言うてみい」

「…あ、ごめん。老けてるじゃなくて大人びてるの間違い」

「…もう遅い」

 弥生が怖い目をしてにじり寄ってくる。

「ひでででででで…悪かったよ」

 思いっきりほっぺたをつねられた。

「冗談はこのくらいにしてじゃな」

(冗談でつねるなよ…)

 直也のぼやきは聞き捨てにして、弥生が続ける。

「若いうちは多情なのじゃ、人間と同じでな。歳をとるとだんだんと枯れてくるのも同じじゃ」

「弥生はどうなんだ?」

「…儂は、…少々特殊かも知れぬ」

「へえ?」

「その話はまた今度という事にして、」

 弥生が話を変える。少々強引なのはあまり聞かれたくないのだろう。

「最後にもう一つ。原身、つまり獣の姿に戻った所というのは見ないでやるが良い」

「何でだ?」

「人間に例えて言えば、裸を見られるよりも恥ずかしい事なのじゃ」

「そうなのか?」

「そうじゃとも。…この前、盗賊に脅されて儂が着物を脱がされたじゃろう?

 あの時は術を使ったが、そうでなくとも、この姿の裸身を見られる事はさほど気にはせぬ。かといって気安く見せる気もないがな」

「ふうん...そういうものなのか…俺にはむしろ逆に感じられたけどな」

 弥生はにやりと笑うと、

「それはお主も人間じゃからな。猫や狐の姿を見るより、おなごの裸身の方が好みじゃろう。…なんならお主だけになら見せてやっても良いぞ?…紅緒も眠っておるしのう」

 直也は顔を真っ赤に染めて、

「ば、馬鹿な事言うなよ!」

 狼狽している。

「ふふ、昔は儂の乳を吸うた事もあるのじゃぞ?…お主はなかなか乳離れせんかったから、乳の出ない儂の乳を吸わせてようやく母者の乳を求める事をせんようになったのじゃ」

「…そんなの憶えてないよ」

「なら思い出すか?」

 弥生が着物の襟に手を掛ける。

「やめてくれよ!」

 直也の鋭い声。

「…なんていうかさ、弥生らしくないよ」

 弥生は真面目な顔つきに戻ると、

「…済まぬ」

 と謝った。

「…少々酒を飲み過ぎたやも知れぬな。…狐の本性として、からかったり化かしたりするのが好きなのが出てしまった」

 そう言って、布団を敷く。安宿なので全て自分たちで行うのである。

 黴臭い煎餅布団を敷き、紅緒を寝かせると、直也と弥生も布団に潜り込んだ。

 さて寝ようとすると、天井裏で何やら音がする。鼠らしい。

「…やかましいな」

 古宿なので鼠がたくさん住み着いているようだ。

 無理に寝ようと布団を被っていると、何やら布団の上を歩くものがある。

 布団から出て有明行灯の明かりで部屋を見わたすと、小さな鼠が壁の穴に逃げていくのが見えた。

「…落ち着かないな…」

「直也、我慢して寝てしまえ」

「…だけどな、鼻とか耳とか囓られたらたまんないぞ」

 その声に、紅緒が目を覚ました。

「…んぅ…直也様、どうしたんですか?…あ!」

 紅緒の目が闇の中で金色に光る。猫の耳が飛び出す。

「鼠!」

「…ああ、鼠が騒いで五月蝿くてさ」

「あたいにまかせてください!」

 そう言うと紅緒は一匹の大きな灰色の猫の姿になった。尻尾が二つに裂け、まごうかた無き猫又である。

 着物はそのままそこに脱ぎ捨て、天井に駆け上ると、天井板の隙間から天井裏に入り込んでいった。

 残された直也と弥生。

「……」

「…弥生、獣の姿が何だって?」

「…まったくあやつは…恥ずかしげも無く原身に戻りおって…」

「全然恥ずかしそうに見えなかったぞ?」

「…あの分では十五ー六の小娘どころか、まだねんねの童じゃのう…」

 天井裏ですごい物音がする。紅緒が鼠を追いかけているらしい。埃や塵が落ちてくる。

「…まったく…儂に任せればも少し静かに片を付けたものを…」

「もう遅いよ」

 やがて静かになったと思うと、紅緒が天井裏から飛び降りてきた。口に大きな鼠を銜えている。

 直也の前までやってくると、さも誇らしげに鼠を見せびらかし、前足で押さえつけると、

「にゃふふ、直也様、ここの鼠たちの親分を生け捕ってきました」

 と胸を反らして報告した。

「あ、ああ、ご苦労さん、紅緒」

 そう言うしかない直也である。

「紅緒、殺生はせず、その鼠にもそっと遠慮するよう言い聞かせよ」

「は?…は、はい」

 それで紅緒はその鼠になにやら言い聞かせていた。

 大鼠はぺこぺこ頭を下げると、よたよたと天井裏へ戻っていった。それきり静かになる。

 紅緒は元の姿に戻った。着物は着ていないから丸裸である。目のやり場に困る直也。弥生が見かねて、

「これ紅緒、埃だらけではないか。そのまま着物を着るでない。…儂と来い」

 そう言うと、紅緒の着物を抱えて風呂場へと連れていく。

 もう風呂は湯を抜いてしまったはずであるが、弥生なら水を湯にするぐらい簡単なのだろう、じきに着物を着た紅緒と戻ってきた。

「やれやれ、鼠の所為で一騒ぎしてしまったわい」

「直也様直也様、あたいすごかった? お役に立てました?」

「あ、ああ、すごいぞ、紅緒、さすが猫又だ」

「うふふっ」

 そう言うと、直也の隣に潜り込んで来る。そして直也の手に指を絡めると、じきに寝息を立て始めてしまった。

「…ふう」

「…まったく、まだほんの子供なのじゃな…」

「それだけじゃないな、寂しかったんだろう。…誰かのために何かするなんて事今まで無かったんじゃないかな」

「そうじゃろうのう…」

「まあ、しばらくは大目に見てやるさ」

「直也…、まあ、…良いか」

 弥生は何か言いたそうだったが、それ以上何も言わず、直也を挟んで紅緒と反対側に横になる。

 そして直也の手を握ってきた。

「…弥生?」

「ふふ、お主の手は温かいのう」

 その夜は紅緒と弥生、二人に手を握られてなんだか落ち着くような落ち着かないような複雑な直也であった。

 そのうちに三人分の寝息が聞こえてくる。

 外はすっかり晴れ渡って夜空に満天の星が輝き、翌日の晴天を約束していた。

 今回は紅緒中心の回。

 紅緒自身に生い立ちを語らせました。一説によると、40年生きた猫は猫又になるそうです。それから言うと、紅緒は猫又に成り立て、猫又としてはまだまだ子供という事で。

弥生は?…それは近々明らかになる…はず。

今回、ちょっと弥生が直也をからかっています。

紅緒がやたら直也にひっつき、直也も憎からず思っているようなので焼き餅でしょうか?こういう弥生は描いていて新鮮でした。

でも結局直也は弥生に子供扱いされてましたが…。

 

 紅緒は灰色の猫ということにしました。白猫や黒猫というイメージでは無かったし、ぶちも何だか違う気がしたので。

 そして、紅緒は着物を着ています。裸で化けているのではありません。

 その辺がどうなっているのかはまた話の中でそのうちに。

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