バラの紙の
白いバラ
紙のバラ
あなたの心
あなたの瞳
白いバラ
紙のバラ
あなたの歌
あなたの声
バラの紙のあなたへ
【TheRose】という歌を先輩がプレゼントしてくれて、よく聴いていた時期があった
その曲を聴きながらよく眠りについていた
わたしがいつも聴いていた歌声は
本家の方ではなく、あなたが好きな
丸メガネにライオンヘアーの歌手の歌声だったことに最近になって気がついたんだ
なんだか嬉しかった
勝手に運命なんか感じたりしてさ
若かりしその頃の気持ちに戻ったりして
懐かしさに溢れたんだ
あなたはまるで
白いバラ
紙のバラ
わたしの黒いインクを
何処までも粘り強く染み込ませ
文字として浮かばせてくれるよう
わたしの心の声が溢れてゆくの
あなたはまるで
白いバラ
紙のバラ
真昼の光線を受けながら夜を包む木綿のように
その微笑みに会いたくなる
この気持ちは自然なもの
好きという自然なもの
その気持ちで自然に咲きたいと心から思っています