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第6話:初配信の反省会

なんとか初配信が終わり俺は1人で反省会をすることにした、

何故1人かって? 配信活動を始めて1日目の配信者に気軽に話せる人なんているはずもなく1人で反省会をせざるおえないのである。


「企業勢の人達はいいよなぁ〜マネージャーとか気軽に話せる同期がいるから初配信の反省会なんてもうホームパーティー状態なんだろうなぁ〜」


そんなこと考えるくらいなら、企業に応募して企業勢のVtuberになったらいいのにと思う人もいるかもしれないが、企業勢は色々選考とかもあって企業勢のVtuberになれるのはほんの一握りなのだ、


それだけではなく俺は単に親や兄弟にVtuberを始めることを隠したいから応募しなかったからというのが1番の理由だ、大体のVtuber事務所はライバーが未成年の場合は保護者に許可がいるからだから俺は個人勢になる事を決めた。

そんな個人勢でまだ人望がないが俺にも奥の手がある!


優真1:「初配信が終わったから反省会をするぜぇ!」


優真2、3:「おおおぉお!!」


そう俺の奥の手というのは至って簡単? 1人で何役かすることだ!、1人で何役もできるのかと疑問に思う人もいると思うが意識を3つぐらいに分けて会話し出したらこれが割とできてしまうのだ、これに欠点という欠点はないがただ側から見たらただの異常者にしか見えないので俺は1人しかいない時にやることを強く推奨している。


優真1:「なんとか同接はポン子さんの影響で多かったわけだがこれって結構いいスタートでは?」


優真2:「同接は最初7万、最大10万まで行ったわけだが同接だけ見たらいいスタートだが俺はどれだけやらかしたか忘れたのか?」


優真3:「あぁそうだよな、俺がやらかしたのはミュートし忘れ、ミュートしたまま話す、よく噛む…うん、多いな…」


優真1、2、3:「はぁ…」


配信でのやらかした事を思い返して優真3人?は深めのため息をついた、


優真1:「一旦やらかしてしまったことは置いといて、俺の初配信にはなんと推しが3人も来てくれた!」


優真2:「それには予想外すぎて俺でも驚いたわ、まさか登録者数100万越えのライバーさんが3人も来るなんてな、、いまでもあれは夢じゃないかって思うよ」


優真3:「夢じゃねぇよ、ただ俺がVtuberになってからの目標終わったんじゃね?」


優真1、2:「あっ……」


俺がVtuberを始めようと思ったきっかけは推しに会う(コラボ的なの)事ででもう目標は達成されたのも同然だ、

Vtuberを始めて初日で目標を達成してしまったのか、

推しと関わるために努力と念入りな準備をしてきたわけだが、こんなにもあっさり叶ったのはいい事だと思うが、どこか俺の心の奥で何か物足りなく感じる自分がいた、


「こんなにすぐ叶ってしまうとなんかこれかのライバーとしてのモチベーションをなくしてしまいそうで怖いな…」


俺のVtuberの熱量はこんなことでは冷める訳は無いのだが不安がなかなか消えないのでポン子さんに相談することにした、


ユーマ:〔ポン子さん相談したいことがあって今から通話できますか?〕


ポン子:〔どうしたの? ちょうど注文されたイラストががひと段落したとこだからいいよ〕


あれ?最初からポン子さんと反省会したら良かったんじゃ…

今になって先ほどまでしていた1人反省会が恥ずかしくなったが、今から二次会だと思いさっきまでも反省会は忘れることにした。


優真:急にお時間とらせてすみません


ポン子さん:別にいいよ〜私とユーマの仲じゃん、それで相談って?


優真:あの俺Vtuber始めようと思ったきっかけが推しに会うっていうかコラボするためだったんですが………

俺はポン子さんに一通り悩みを打ち明けた、


ポン子さん:あーつまりもう初配信でユーマがVtuberになった時の大きな目標をもう達成してしまったわけだ、それでライバーとしてのやる気を失ってしまうと悩んでるわけね、


優真:そうなんですよ、でも俺Vtuber自体好きだし初配信もダメダメだったけど楽しいって思えたんですが、それでも大きな目標がなくなったことでこれからも続けれるか不安で…


ポン子さん:配信者やVtuberをやっている人たちには各自目標があると思うんだよねもちろん無い人もいるかもしれないけど、それでも目標がある人は歌で有名になりたい、登録者数100万超えたい、君みたいに有名人とコラボしたい、などいっぱいあると思うけど別に最初から目標がなくたっていずれ活動していたら見つかることだってあるし。


ポン子さん:あとユーマは初配信をやって楽しかったって言ったね? まず物事楽しまないとやっていけないからその点ユーマは楽しいと思えているから目標は焦らずゆっくり見つけたらいいと思うよ。


優真:そんなものですかね、


ポン子さん:うんそんなものだと私は思っているよ、


ポン子さん:あと推したちとコラボが目標って言ってたけど推しってあの3人だけじゃないよね?


優真:まぁもちろん色んな系統のライバーさん見てるんで推しは両手では数えきれませんが…


優真:はっ…まだ推しいっぱいいる…ということはまだ目標達成してないのでは?


俺の目標は推しに会う(コラボする)ことだが今のとこ推し3人とコラボする予定なのだが、俺にはまだ推しがいっぱいいる、俺の新しい目標は推し全員とコラボすること!


優真:ポン子さん俺色々吹っ切れました! ありがとうございました!


ポン子さん:どういたしまして、あともうユーマも活動再開したんだから私のことはポン子ママって呼んでね、


珍しくポン子さんがいつものボイチェンされた声で圧をかけてきた、

※(ちなにみVtuberのガワのモデルを作った人がママと呼ばれそれを2Dモデルにした人がパパと呼ばれるつまりポンコさんは両方作ってくれたのでママでもありパパでもある)


優真:ポン子ママ? これでいいですか?


ポン子ママ:ヒャい!、うんそれでいいよ…じゃあそろそろイラストの続き描かないとだからじゃあね


優真:相談乗ってくれてありがとうございましたではおやすみなさい!


ポン子ママ:おやすみ、あとユーマは初配信ダメダメって言ってたけど私は面白いと思ったよ、じゃあね〜


ポン子ママとの通話が終わり一息ついてスマホを手に取ったら珍しくTwitterにDMがきていた、

Twitter開くとDMを送ってきた人たちは俺がよーく知っている人たちだった、そうコラボするあの3人からDMがきていたのだ…



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