第903話
お姉ちゃんは、ご飯を食べ終え•••片付けていた。
木嶋は、
「お父さんも、お母さんも、早く寝ないとね!」父親と、母親に話していた。
父親は、
「そうだね。お母さん、先に寝ようかね!」母親に問いかけていた。
母親は、
「朝が、早いから眠りにつくかね!」炬燵から出て、布団が引いてある部屋に歩いて行く。
木嶋も、自分の部屋に戻って行った。
家は、狭小部屋である。
家族が、どこにいるか•••すぐに分かるので、安心である。
良く、家族で旅行に出掛けたりするが、あまり広い部屋だと、違和感を感じずにいられない。
その点•••自宅に戻ってくると、妙に安心するのである。
誰でも、ホッとする空間があるのも、頷ける。
木嶋は、電気を消し•••眠りについた。
翌朝、すんなり目が覚めた。
布団の近くにある•••《置き時計》で、時間を確認した。
「今は、朝5時か•••!今日から、また、会社だ。」自分自身を奮い立たせていた。
母親が、
「今、起きたの?早くしないと、会社に遅れるよ。」木嶋に伝えた。
木嶋は、眠り目を擦りながら、布団から出てきたのであった。
朝ご飯は、仕事をする上での貴重な《エネルギー源》である。
良く•••朝ご飯、昼ご飯を抜く人がいるが、仕事を効率よくするには、必要なのだ。
木嶋は、どんなに遅くても•••ご飯を食べるようにしている。
一食でも抜くことは、自分の《パフォーマンス》の低下に繋がっていく。
ご飯を食べ終えた木嶋は、身支度を整え、会社に行く準備をした。
家にある《掛け時計》で、時間を確認した。
「もう•••6時になるのか?そろそろ、家を出て行こう。その前に、情報番組で、天気予報を見ていかないといけないな!」
いつも観ている•••《チャンネル》に入れ替えていた。
父親は、
「天気予報は、確認しないといけないよ。」木嶋に声を掛けていた。
木嶋は、
「傘が、必要になるか?ならないか?は、重要だし、冬の雨は、冷たい!」父親に答えていた。
情報番組の《天気予報コーナー》に切り替わった。
「今日は、雨が降ることは•••ありませんが、今週末には、雪が降るかも知れません!」天気担当の女性アナウンサーが伝えていた。
木嶋は、
「お父さん、お母さん、今週末は、出掛けないようにしないとね!」父親と、母親に話していた。
母親は、
「今週末は、雪予報だね。お父さんと一緒にいるようにするよ。」木嶋に告げた。
木嶋は、
「お姉ちゃん、今週末、何か•••予定は、あるの?」お姉ちゃんに問いかけていた。
お姉ちゃんは、
「何もないよ。」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「それなら、いいよ。後で、天気予報で確認してね。」そう言い残し、家を出たのてあった。