892/968

第892話

かれんさんは、

「木嶋さん、この最上階（さいじょうかい）から観る《夜景（やけい）》は、最高ですね。」木嶋に告げた。

木嶋は、

「ありがとう。そうだね•••。運が良く《カウンター席》が空いていれば、《夜景》を眺めながら飲んだり、食べたりするのが最高の《シチュエーション》だね。」かれんさんに話していた。

かれんさんは、

「木嶋さんの地元で、《夜景》が観れて、隣（とな）りに座っていられるのが、一番の幸せですね〜。」木嶋に答えていた。

木嶋は、

「かれんさん、照れるじゃないですか？何を•••《オーダー》しようかな！」かれんさんに問いかけていた。

かれんさんは、

「【川崎大師】で、《おでん》と《焼きそば》を食べたので、それ以外のを、《オーダー》して下さい。」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「OK。《おでん》と《焼きそば》以外ね！」

『メニュー』を見ながら悩んでいた。

「良し、これにしよう！」

かれんさんは•••

「木嶋さん、何を•••《オーダー》するのですか？」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「《焼（や）き魚（ざかな）》を、《オーダー》します。その他は、《鶏（とり）の唐揚げ》かな？かれんさん、食べたいのがあれば、《リクエスト》して下さい。」かれんさんに同意を求めていた。

かれんさんは、

「私が、《オーダー》したいのは•••《生ビール》かな！」木嶋に告げた。

木嶋は、

「《生ビール》ね。それ以外は•••？」かれんさんに聞いていた。

かれんさんは、

「後（のち）ほど、《オーダー》します。」木嶋に話し、右肩（みぎかた）にもたれていた。

木嶋は、目の前にある•••釦（ぼたん）を押した。

『ピンポン』店内（てんない）に、鳴り響いていた。

3分後（ふんご）•••

若い女性店員さんが、木嶋たちの元（もと）に歩いてきた。

「お待たせしました。ご注文をお伺（うかが）い致します。」木嶋に告げた。

木嶋は、

「《オーダー》は•••《鶏の唐揚げ》と、《焼き魚》、《生ビール》を2つ。以上です。」若い女性店員さんに答えていた。

若い女性店員さんは、

「《オーダー》を繰り返します。《鶏の唐揚げ》、《焼き魚》、《生ビール》を2つ•••以上でよろしいでしょうか？」木嶋に確認していた。

木嶋は、

「それで、OKです。」若い女性店員さんに話したのである。

若い女性店員さんは、

「畏（かしこ）まりました。少々（しょうしょう）お待ち下さいませ•••。」木嶋に言い残し、その場を離れて行った。

かれんさんは、

「木嶋さん、今の女性店員さん•••かわいいと思いませんでしたか？」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「そうだね〜。一瞬（いっしゅん）•••かわいいと思いましたが、かれんさんの方が、断然（だんぜん）かわいいですよ。」かれんさんを褒めていた。

かれんさんは、

「ありがとうございます。木嶋さんに、そう言って頂けると、嬉しいです。」顔を赤くしていた。

木嶋は、かれんさんの髪を撫でていた。

かれんさんは、木嶋の顔を見つめていた。