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第884話

木嶋は、かれんさんの言葉を聞いて•••安心していた。

誰でも、好きな人と一緒にいたいと思うのは、当然である。

それが、短期間たんきかんになってしまうか?長期間ちょうきかんになるのかは、誰にも、判らない。

木嶋は、どんなことがあっても、かれんさんとの付き合いを継続けいぞくするように頑張らないといけないな•••と感じていた。

再び、年配の女性が、木嶋たちの元に歩いてきた。

「お兄さん、《甘酒》だよ。熱いから、した火傷やけどをしないようにね!」《甘酒》が入った•••湯のみを木嶋と、かれんさんの前に置き、声を掛けた。

木嶋は、

「ありがとうございます。」年配の女性に言葉を返していた。

年配の女性は、

「ごゆっくり、どうぞ。」かれんさんに伝え、その場を離れて行った。

かれんさんは、

「木嶋さん、先ほどの女性は•••《気配きくばり》が、上手じょうずですね。私も、色んな人から•••良いところを吸収きゅうしゅうして、成長せいちょうして行きたいです。」木嶋に話していた。

木嶋は、

「そうだね〜。色んな人たちと出会うのは、悪いことではない。その中で、自分自身じぶんじしんで•••取捨選択しゅしゃせんたくしていけば、いいと思うよ。」かれんさんに伝えた。

かれんさんは、

「木嶋さんが、今まで出会ってきた人の中で、一番影響いちばんえいきょうを受けた人は•••誰ですか?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「自分が、一番影響を受けた人は•••はるかさんだね。」かれんさんに告げた。

かれんさんは、

「やはり•••そうなってしまうのですね!」木嶋に話していた。

【ハー】•••と、ため息をついた。

木嶋は、

「自分が、女性と会話が出来なくて、困っていたんだ。それが、はるかさんと出会ったことで、話しをすることが出来るようになったのが、一番大きいね。もちろん、麻美さん、玲さん、かれんさん、出会っていなかったら、自分の人生は、さみしいと思ったね。」かれんさんに答えていた。

かれんさんは、

「木嶋さんに、そう言って頂けると嬉しいです。私の人生で•••《ターニングポイント》は、麻美さんと、木嶋さんかな!」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「麻美さんは、分かるが、なぜ•••自分かな?」かれんさんに問いかけていた。

かれんさんは、

「私が、《アルバイト》のしようとしていたときに、【友だちが•••普通の《バイト》よりも、夜の《バイト》が時給じきゅうがいいよ!】と言われてね。たまたま、求人広告きゅうじんこうこくを見ていたら•••ママのお店だったんだ!」木嶋に話したのである。

木嶋は、

「かれんさんは、その友だちに感謝しないといけないね。」かれんさんに告げた。

かれんさんは、

「そうですね〜。その友だちに感謝しないといけません。ママも、同じです。」麻美さんに、木嶋と引き合わせてくれたことを感謝したのであった。

木嶋は、

「かれんさん、食べ終わったら•••戻ろうね!」

「うん。」木嶋に頷いたのであった。

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