表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
883/968

第883話

かれんさんは、

「木嶋さん、うれしいです。」木嶋に答えていた。

先ほどの年配の女性が•••

「お兄さん、お姉さん、お待たせしました。」

《焼きそば》と、《おでん》を、木嶋のテーブルに持ってきた。

木嶋は、

「ありがとうございます。」年配の女性に伝えた。

年配の女性は、

「すぐに、《甘酒》をお持ちしますからね!」木嶋に話し、その場を離れて行った。

かれんさんは、

「凄く•••美味おいしそうなにおいがします。木嶋さん、先に、頂いてもいいですか?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「どうぞ〜。」かれんさんに、優しく話したのであった。

かれんさんは、《焼きそば》を良くぜながら、一口ひとくち食べた。 「木嶋さん、美味しいです。」木嶋に告げた。

木嶋は、

「自分が行く場所に、美味しくないところは•••ありませんよ。」自信満々で、かれんさんに答えていた。

かれんさんは、

「今まで、木嶋さんと出掛けた場所で、食事をしましたが、どこも、美味しいところばかりでした。なぜ•••こんなにも、たくさん知っているのですか?」素朴そぼく疑問ぎもんを、木嶋にぶつけていた。

木嶋は、

「そう言われてもね!今まで行った場所は、はるかさんも、行ったことがありますよ。」かれんさんに伝えた。

かれんさんは、

「そうなんですか!はるかさんも、知っているなら、安心しました。教えて頂いたこともあるのですか?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「うん。はるかさんに、教えて頂いたこともありますよ。横浜周辺よこはましゅうへんは、かなりくわしいからね。」かれんさんに告げた。

かれんさんは、

「はるかさん、そんなに•••横浜周辺に詳しいのですか?」

「うん。詳しいよ。自分は、横浜駅で乗り換えているが、予定がないと•••そのまま《素通すどおり》になってしまう。はるかさんが、いるおかげ途中下車とちゅうげしゃすることも多くなったね。」木嶋は、かれんさんに答えたのである。

かれんさんは、

「木嶋さんにとって•••はるかさんは、【大恩人だいおんじん】じゃあないですか!大事だいじにしないと、《バチ》が当たりますよ。」木嶋におもいをぶつけたのであった。

木嶋は、

「かれんさんが言うとおり•••自分には、【大恩人】に変わりはない。ただ、いつまでもいるとは思えない。ある日•••突然とつぜん、【音信不通おんしんふつう】になることだって、あり得ないことでもないよ。」かれんさんに話していた。

かれんさんは、

「木嶋さん、そんな経験があるのですか?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「はるかさんの場合は、何度か•••ありますよ。そのたびに別れようと思ったことは、《一度いちど》や《二度にど》じゃあないからね。」かれんさんに告げた。

かれんさんは、

「私は、そんなことをしないように、頑張ります。」木嶋に決意けついを述べたのであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ