第882話
「もしや、私と同じ•••《大吉》が出たのですね。良かった。」
木嶋は、
「かれんさんが、応援してくれたので、《大吉》が出たと思うよ。」かれんさんを褒めていた。
かれんさんは、
「木嶋さん、照れるじゃないですか?」顔を赤くして、恥ずかし
そうにしていた。
木嶋は、
「かれんさん、この境内の中で、出店をしているので、何か?食べて行こうか!」かれんさんに尋ねていた。
かれんさんは、
「そうですね。先ほど•••【コンビニ】で、《クッキー》を食べ、《スポーツドリンク》を飲みましたが、お腹も空いてきました。《おでん》などを食べたいですね!」木嶋に《リクエスト》していた。
木嶋は、
「《おでん》ね。《川崎大師》にお参りする とき•••良く行く場所があるので、そこにしましょう。」かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「木嶋さん、《行きつけのお店》ですか?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「《行きつけのお店》ではないかな!《川崎大師》には、《家族》や、《会社の
先輩方》と来たりしていて、いつも•••同じ場所で食べています。」かれんさんに話したのである。
かれんさんは、
「そうですね〜。地元の人たちと来たりすれば、必然的に来ますよね。早く•••連れて行って下さい。」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「ここから、そんなに遠くないからね。」かれんさんの髪をなでながら、耳元で呟いていた。
かれんさんは、きじまの右肩に持たれながら歩いていた。
木嶋は、足元が滑らないように、歩いていた。
「かれんさん、ここですよ。」かれんさんに伝えた。
かれんさんは、
「ここですか!かなり•••大きいお店ですね。」木嶋に告げた。
木嶋は、
「他にも、この《スタイル》のお店は存在するが、自分としては、ここが一番いいかな!」自信満々(じしんまんまん)に答えていた。
かれんさんは、
「中に入りましょう。」木嶋の右手を引っ張って行く。
木嶋は、近くに空いていた•••椅子に座った。
年配の女性が•••
「いらっしゃいませ!」大きな掛け声で、木嶋たちの元に歩いてきた。
木嶋は、
「《おでん》と、《焼きそば》、《甘酒》を2つ•••お願いします。」年配の女性に話していた。
年配の女性は、
「《おでん》、《焼きそば》、《甘酒》を2つ•••以上でよろしいでしょうか?」木嶋に同意を求めていた。
木嶋は、
「それで、お願いします!」年配の女性に伝えたのであった。
年配の女性は、
「少々(しょうしょう)、お待ち下さいませ!」木嶋のテーブルから離れて行った。
かれんさんは、
「中は、暖かいですね。」
「かれんさんの心
(こころ)が、暖かいからだよ。」木嶋は、かれんさんに答えたのであった。