第858話
木嶋は、
「かれんさんのママに対する気持ち•••理解しているよ!」かれんさんに伝えた。
かれんさんは、
「やはり、木嶋さんは、何でも•••お見通しなんですね!」木嶋に話していた。
木嶋は、
「でも、ママが、【引退】してしまったら、誰に、《アドバイス》を求めたらいいのだろうと、悩んでしまいそうだよ!」かれんさんに告げた。
かれんさんは、
「ママ•••【引退】したら、携帯の番号も変わって、縁も切れてしまうのかな?と、考えてしまうと、不安になります。」
「麻美さんのことだから、携帯は、変えないはず。それに、《いつでも、電話していいよ。》と言ってくれると思うが、正直•••寂しさもあるよね。」自分自身に納得させていた。
かれんさんは、
「私を、木嶋さんのお嫁さんにして下さい。」木嶋は、いきなりの言動に、戸惑いを隠せずにいた。
木嶋は、
「かれんさんの、気持ちは、ありがたいと思っています。今は、まだ•••学生だよね!卒業することが、最優先です。先のことに関しては、それからでも•••遅くはないと思うよ。」かれんさんを宥めていた。
かれんさんは、
「そうですよね〜。私、《学生結婚》に強く憧れを、持っているのです。」木嶋に、《アピール》していた。
木嶋は、
「《学生結婚》に•••憧れね!でも、何で、そんな希望を持っているの?」かれんさんに聞いていた。
かれんさんは、
「学生なら、色んな人たちと、知り合える《チャンス》は、社会人の時より多いし、好きになった人となら、結婚して•••子どもを産みたいのです。また、婚期と言うのが、あると思います。この《チャンス》を逃したくないです。」木嶋に話していた。
木嶋は、
「かれんさんの言う通りかも知れない。自分も、はるかさん、かれんさん、麻美さん、玲さん、4人の女性と知り合う機会に恵まれましたが、今が、全盛期のような•••気がしています。それを、掴みきれるかが、最大の《ターニングポイント》だと思っています。」かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「木嶋さん、今週の土曜日か?日曜日•••予定が空いていたら、私と会ってくれますか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「今週の土曜日か?日曜日だよね!今、家に帰る途中なので、戻り次第•••手帳で確認後、メールで連絡します。それでいいかな?」かれんさんに同意を求めていた。
かれんさんは、
「木嶋と会える可能性があるなら、他の予定を入れ換えてもいいですよ。幸いに、今週は、何もないので、時間の都合も、つきやすいです。」木嶋に伝えたのである。
木嶋は、
「かれんさんの期待に応えられるように、頑張ります。」かれんさんに話し、電話を切ったのである。
「かれんさん、結婚願望が、かなり•••強いな!」そう感じていた。