第849話
木嶋は、携帯をGパンのポケットに入れ、車のエンジンを掛け、車庫を出た。
車庫から、ジムまでは•••2.3分で到着する。
そこで、気をつけないといけないことは、自転車が多く横切って行くで、国道に出るまでが、一苦労である。
無事に、国道に出て、父親と、母親のいるところに到着した。
母親が、
「チョット、遅かったね!誰かと電話をしていたの?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「車庫に着いたら、お姉ちゃんから、連絡があったんだ。」母親に伝えた。
母親は、
「お姉ちゃん、どうするって•••言っていたの?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「お姉ちゃんも、お父さん、お母さんと一緒に行くって。お店の前で待っている•••から、迎えに来て欲しい。と言われたよ。」」母親に話していた。
父親は、
「お母さん、良かったね。どこに行こうかね?」
「お父さん、お姉ちゃんが車に乗ってから、行く先を決めてもいいんじゃないのかな?」母親は、木嶋に提案した。
木嶋は、
「そうしよう。」母親に答えたのである。
父親も、母親も、車に乗ったことを確認して、ジムを後にした。
車を走らすこと•••5分。
お姉ちゃんが待っている場所に到着。
「お父さん、お母さん、申し訳ありません。」父親と、母親に頭を下げていた。
父親は、
「お姉ちゃん、夢中になるのもいいけど、程々(ほどほど)にしなさいよ。」お姉ちゃんに注意をしていた。
お姉ちゃんは、
「はい、分かりました。気をつけます。」父親に答えていた。
母親は、
「お姉ちゃん、どこに行こうかね?」お姉ちゃんに聞いていた。
お姉ちゃんは、
「近場でいいよ。」母親に話していた。
母親は、
「近場でお願いね!」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「OK。」母親に告げ、車を走らせたのである。
父親は、
「どこに行くんだ!」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「総合スーパーに行くよ。」父親に伝えた。
父親は、
「総合スーパーか•••。」一人でボヤいていた。
車で、走ること•••15分。
「総合スーパーに到着。」
父親は、
「ここか•••!」納得をした。
お姉ちゃんが、
「お父さん、お母さん、早く降りて•••買い物をしましょう。」父親と、母親に車から降りるように促していた。
父親が、先に降り•••
母親が、後から降りた。
「先に行っているよ。」お姉ちゃんが、木嶋に告げた。
木嶋は、
「はい。車を停めたら•••急いで行くよ。」お姉ちゃんに話し、車を《バックギア》へ入れた。
【車輪止め】に後輪が当たり、車を止めた。
木嶋は、
「良し、後は、《キー》を掛けて行こう。」
《キー》を掛けて、父親と、母親たちが向かった•••
【総合スーパー】の中に入ろうとしたときに、
「ピローン、ピローン、ピローン」
木嶋の携帯が鳴り出したのであった。