表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
846/968

第846話

木嶋は、目が覚めた。

「いや〜まいったな!少し•••飲み過ぎてしまったかな?まだ、酔いが覚めていない。」一人で、つぶやいていた。

携帯を覗くと、留守電が、2件入っていた。

木嶋は、

「留守電が、2件も入っているなんて、誰からだろう。何か、《ドキドキ》する。あとで•••再生さいせいしてみよう。」

まずは、お腹が空いているので、朝ごはんを食べることにした。

母親が、

「やっと、起きて来たの?」木嶋に話していた。

木嶋は、

「気がついたら、もうこんな時間だったの?」ふと、掛け時計で、時間を見ながら、母親に答えていた。

母親は、

「今日は、休みだから•••いいけどね!お父さんは、散歩さんぽに出掛けているよ。」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「お父さん、散歩に出掛けたの?大丈夫かな!」不安な気持ちをおさえられずにいた。

母親は、

「お父さん、家にいると•••寝てばかり。たまには、そとに出て、体力作たいりょくつくりをしないと、病気をしたときに、勝てなくなってしまうよ。」木嶋に答えていた。

木嶋は、うなずきながら、母親の言っていることに、理解をしめし•••

「お姉ちゃんは、出掛けたの?」母親に聞いていた。

母親は、

気晴きばらしに、出掛けたよ。」 「気晴らしに、出掛けたら•••心配しんぱいしなくてもいいね!」木嶋は、母親に答えたのである。

「ただいま!」

父親が、散歩から帰って来た。

母親は、

「お父さん、お帰りなさい。随分ずいぶん•••時間が掛かったね!どこまで、散歩に出掛けていたの?」父親に尋ねていた。

父親は、

多摩川たまがわの《土手沿い》まで、散歩に出掛けたよ。」母親に答えていた。

木嶋は、

「お父さん、《多摩川の土手沿い》まで、歩いて行ったの?気をつけないと、迷子(まい

ご)になるよ!」父親をさとしていた。

父親は、

「お父さん、自転車じてんしゃで、走り回ったなら、迷うこともあるが、この近くは•••土地勘とちかんがあるから、大丈夫だ。もしもの場合は、交番こうばんで•••みちを聞くから、心配しなくてもいいよ。」木嶋に話していた。

木嶋は、

「それなら•••安心だね。お父さんが、自転車で出掛けたときは、帰って来るまで、《ハラハラ》するから、自分も、お母さんも、身体からだに悪いよ!」父親に伝えた。

父親は、

「お母さん、身体が•••丈夫じょうぶじゃないから、自転車を使わないようにするよ!」木嶋に告げたのである。

木嶋は、

「そうしてね。あとは、お姉ちゃんだね!まっ•••近場ちかばにいるからね!」母親に話したのである。

母親は、

「お母さんも、お姉ちゃんのところに行って来ても、いいかな?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「お父さん、お母さん•••お姉ちゃんのところに、出掛けて来るけどいいよね?」父親に尋ねていた。

父親は、

「お母さん、行って来なさい。」母親に答えていた。

母親は、

「お父さんのことを、頼んだよ。」木嶋に告げ、家を出たのであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ