表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
844/968

第844話

木嶋は、内海さんのら言葉を思い出していた。

会社を辞めてから、どれくらいの月日つきひっていたのだろうか?

少なくとも、2年は•••経過している。

自分のことを、忘れていなかった•••内海さんに、感謝をしないといけなかった。

会社を辞めたら、連絡もしなくなる人も入れば、定期的ていきてきにあって、旅行や、飲んだりしている人もいる。

木嶋は、携帯電話を取り出し、着信履歴ちゃくしんりれきから、小室さんの番号を、《スクロール》して、発信した。

「プッ、プッ、プッ、プルー」呼び出し音が鳴り響いている。

小室さんは、普段なら、すぐに電話出るが、繋がらない。

「どうしたのだろう?」

不安な気持ちに駆られていた。

「家の電話番号に掛けてみようかな?」

一度、電話を切り、ふたたび•••携帯の《メモリー》から、小室さんの番号を、《スクロール》して、発信した。

「プッ、プッ、プッ、プルー」呼び出している。

木嶋は、

「おかしいな!電話に出ない。どこか•••近場ちかばへ出掛けているのかな?」そう思っていた。

「仕方ない。また•••掛け直そう。」木嶋は、電話を切ったのであった。

家で、新聞を広げて、読んでいた。

木嶋の携帯が、着信を知らせる•••《サイン》が出ていた。

「電話かな?」

電話の画面を覗いた。

「小室さんだ。」

折り返して、小室さんに電話を掛けた。

「プッ、プッ、プッ、プルー」呼び出していた。

「はい、小室です。」ようやく、小室さんが電話に出た。

小室さんは、【一人暮ひとりぐらし】なので、木嶋は、一安心ひとあんしんである。

「もしもし、木嶋です。」

「おう、木嶋か?どうしたんだ!」小室さんは、木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「先ほど、内海さんから•••電話が掛かって来ました。」小室さんに報告した。

小室さんは、

「内海は、元気にやっているのか?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「元気で、やっている様子です。小室さんと、飲みたいので、機会を作って頂けないか?と聞いてきたので、この先、予定とか•••入っていますか?」小室さんに尋ねていた。

小室さんは、

「内海は、日本に帰国しているのか?また、いつまで、いるんだ?」木嶋に告げた。

木嶋は、

「日本に帰国していて、3月いっぱいまでは、滞在しているそうです。どうしますか?」小室さんに答えていた。

小室さんは、

「3月いっぱいまでは、日本にいるのか?出来るだけ•••早い、日にちの方が、内海には、都合つごうがいいのだろう。いつにするか!俺も、会いたい。富高にも、話しはしているのか?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「もちろん、富高さんには、話しをします。その前に、小室さんの予定を聞いてからです。」小室さんに伝えた。

小室さんは、

「俺に気を遣わせて•••悪いな!予定を確認するので、チョット•••待ってくれないか?」木嶋に同意を求めていた。

木嶋は、

「このまま、待ちますよ。」小室さんに話し、待つことにした。

小室さんは、

「来週以外なら、いつでも•••いいぞ。」木嶋に話していた。

木嶋は、

「来週以外なら、再来週さらいしゅうで、内海さんに、打診だしんします。どちらにしても、一度は•••小室さんへ連絡をします。」小室さんに答えていた。

小室さんは、

「連絡を、待っているぞ。」木嶋に告げ、電話を切ったのであった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ