表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
833/968

第833話

真美さんは、

「はるかさん、手慣てなれているね。いつも、木嶋君と食事に行ったときは、このようなかたちにしているのかな?」はるかに尋ねていた。

はるかは、

「そうですね。クラブ『H』のくせが抜けないのです。」真美さんに話していた。

真美さんは、

「一度ついたくせは、なかなかなおるものではないからね。」頷いていた。

木嶋は、

くて七癖ななくせと言う言葉があるよね。それと一緒かも•••」期待を込めて•••はるかに伝えたのである。

はるかは、

「木嶋さん、《物知ものしり》なんですね。」木嶋に話していた。

木嶋は、

「そんなこと、ないよ。」そう答えるしかなかった。

真美さんは、

「木嶋君のお嫁さんになる人は、誰になるんだろうね。私、すごく興味があります。」目をかがやかせながら、木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「いったい•••誰になるんだろうね。自分にも、想像出来ない。」真美さんに告げた。

はるかは、

「そうですね。私よりも、もっともっと•••素敵すてきな人に、出会う可能性も、ありますからね!」木嶋に話していた。

木嶋は、

「うん。」そう答えるしか出来なかった。

冷静れいせいに考えると、はるか、真美さん、玲さん、かれんさんは、《夜の仕事》をしている人たちである。

そのことを考慮こうりょしても、木嶋のあたまの中では、減点げんてん対象たいしょうであった。

富士松さんは、木嶋と同じ会社に勤務きんなむしている。

ただ、同じ会社の人と交際するのは、悪くないが、別れたときの《リスク》は、《限りなく•••うわさ》になってしまう。

富士松さんは、木嶋の会社では、【アイドル】である。

木嶋は、

「自分には、誰がいいのだろう?答えが見つからない。」そう思っていた。

真美さんは、

「焦って•••変な女性につかまるよりも、じっくりと、見た方がいいよ。見過みすぎても良くないけどね。」木嶋に問いかけた。

木嶋は、

「そうだね。」•••と、答えるしか出来なかった。

はるかは、

「木嶋さんには、かれんさんもいますよ!困らせない方がいいですよ。」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「そうだけどね。この先が、凄い不安なんだよね。」珍しく弱気よわき発言はつげんをしていた。

真美さんは、

「木嶋君が、弱気な発言をするなんて、今までないよね?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「弱気な発言は、いつものことですよ。逆に強気の姿勢があるときも、ありますよ。」真美さんに話していた。

真美さんは、

「へぇ〜•••木嶋君でも、強気に攻めることもあるの?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「《ここだ》と感じたときは、攻めることもあります。その結果が、かれんさんなのかも知れません。」真美さんに答えていた。

真美さんは、

「会社の好きな人にも、強気に攻めればいいのに•••もったいないよ。相手は、待っていると思うよ。」木嶋を叱咤激励しったげきれいしていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ