第831話
先ほどの女性店員さんではなく、別の女性店員さんが、木嶋たちの元に歩いてきた。
「お待たせしました。ご注文を、お伺いいたします。」
木嶋は、
「《オーダー》は、《シーザーサラダ》、《屋台風焼きそば》、あとは、《お店のおススメメニュー》は、ありますか?」女性店員さんに尋ねていた。
女性店員さんは、
「《おススメメニュー》ですか?そうですね〜•••。悩みながら、《メニュー》を見ていた。私なら、これにしますね。」
指を置いたところは、《握り寿司の6貫盛り》であった。
はるかは、
「私、《握り寿司》を食べたい。」木嶋に、《アピール》していた。
木嶋は、
「店員さんの•••おススメを下さい。」女性店員さんに告げた。
女性店員さんは、
「《握り寿司の6貫盛り》ですね。ありがとうございます。他に、何か•••《オーダー》は、ございますか?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「それで、OKです。」女性店員さんに答えていた。
女性店員さんは、
「《オーダー》をご確認いたします。《シーザーサラダ》、《屋台風焼きそば》、《握り寿司の6貫盛り》の3点でよろしいでしょうか?」木嶋に同意を求めていた。
木嶋は、
「OKです。」女性店員さんに話していた。
女性店員さんは、
「少し、お待ち下さいませ!」木嶋に伝え、その場を離れて行った。
少しして•••木嶋のテーブルに、飲み物が運ばれてきた。
「お待たせしました。《生ビール》のお客さま。」
右手で、真美さんと、木嶋に振った。
女性店員さんは、その通りに置いた。
続けて•••
「こちらが、《アイスウーロン茶》になります。」はるかに渡したのである。
真美さんは、
「ようやく、飲み物が来たので、乾杯をしましょう!」木嶋と、はるかに伝えた。
木嶋と、はるかは、《グラス》を右手に持ち•••
「今日は、お疲れさまでした。乾杯•••。」
木嶋の《掛け声》で、はるか、真美さんと、《グラス》を合わせた。
真美さんは、
「久しぶりに飲む《生ビール》は、おいしいね!」木嶋に話していた。
木嶋は、
「そうだね。今日、真美さんと•••横浜駅で飲むなんて、思いもしなかった。」真美さんに伝えた。
真美さんは、
「木嶋君は、はるかさんと•••《デート》の邪魔をして、申し訳ないね。」木嶋に答えていた。
木嶋は、
「《デート》だなんて、思わないで下さい。自分も、はるかさんも、真美さんに、聞きたいことがあったので、いい機会ですよ。」真美さんに話していた。
はるかは、
「真美さん、木嶋さんの言う通りですよ。」珍しく•••木嶋と意見が一致したのである。
真美さんは、
「2人に、そう言って頂けると、嬉しいね。何か•••《夜の仕事を引退》しないで、続けようかなと、考えてしまいそうです。」木嶋と、はるかに告げた。
はるかは、
「私は、真美さんに•••《夜の仕事》を続けて頂きたいと言う気持ちは、あります。ただ、【新しい命】が•••宿っているなら、無理をしない方がいいですよ。」真美さんに伝えたのである。