第826話
はるかは、
「3人でも、私や、真美さんのお店に連れて来て頂けたことは、嬉しかったです。木嶋さんの会社に、若手社員の人は•••いますよね?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「もちろん、若手社員はいます。先ほども話したように、横浜駅方面の人は•••いないよ。」はるかに答えていた。
真美さんは、
「木嶋君、何とか•••永岡さんに連絡を取って下さいね!もちろん、富高さんが来ることも、前提でね。」木嶋に、富高さんを連れて来るように、促していた。
木嶋は、
「富高さんなら、《真美さんの店に行く。》と言うはすだよ。」真美さんに期待を持たせた発言をしていた。
真美さんは、
「じゃあ•••楽しみにしていていいかな?」
「楽しみにしていて•••いいよ。その代り、いつ行くと言う日にちの確約は、出来ません。」真美さんに伝えた。
真美さんは、
「私の【ラストイン】•••決めないといけないかな?今すぐに、お店から•••いなくなることはないので、安心して下さい。」木嶋に話していた。
はるかは、
「木嶋さん、富高さんと一緒に、真美さんのお店に行きますので、心待ちにしていて下さいね!」真美さんに告げた。
真美さんは、
「はるかさん、かわいいから、私のお店に来たら、《スタッフ》と間違えられないようにしないとね。木嶋君が、【嫉妬】しちゃう。」木嶋の心の中を呼んでいた。
木嶋は、
「真美さん、良く自分の考えていることが、判ったね。」真美さんに答えていた。
真美さんは、
「木嶋君、はるかさんを•••他のお客さんに取られてしまったら、次の日から、【気持ちの張り合い】がなくなってしまうよね?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「そうだね。《ガックリ》として、凹んでしまうと思うよ。」
「私は、そこまでの美人じゃないから、安心していいよ。」はるかは、木嶋に伝えた。
木嶋は、
「どうだろうね!そのときになれば•••答えが分かるね。」自分に言い聞かせるように、頷いていた。
真美さんは、【ホットロイヤルミルクティー】を、一口飲んだ。
「久しぶりに、紅茶を飲んで、《リラックス》出来たわ。」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「紅茶を飲んだのが、そんなに•••久しぶりなの?」真美さんに尋ねていた。
真美さんは、
「普段は、子どもと同じ飲み物を飲んでいるからね。」木嶋に告げた。
木嶋は、
「やっぱり、《ジュース系》が主流になるのかな?」
「うん。そうなってしまうね!」真美さんは、木嶋に話したのである。
木嶋は、
「仕方ないね。」納得していた。
はるかは、
「真美さん、機会があれば、一度•••会わせて頂くことは、出来ませんか?」真美さんに尋ねていた。
真美さんは、
「機会があれば、いいですよ。そのときは、木嶋君も同席して下さいね!」木嶋に同意を求めていた。
木嶋は、
「分かりました。」真美さんに答えたのである。