表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
820/968

第820話

真美さんは、

「木嶋君、こんな場所で会うなんて•••意外いがいだね。」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「本当だよね。まさか高島屋で•••真美さんと会うなんて、思いもしなかった。今日は•••珍しく、一人なの?」真美さんに聞いていた。

真美さんは、

「うん。子どもは、母親に預けて、たまには•••《リフレッシュ》したいな!と思ってね。」木嶋に答えていた。

木嶋は、

「真美さんから、《リフレッシュ》したい•••そんな言葉が出るなんて、思いもしなかった。もうすぐ、帰るの?」真美さんに尋ねたのである。

真美さんは、

「もう少し、高島屋の中を見てから、帰ろうかな?と考えています。」木嶋に告げた。

木嶋は、

「そうだよね。すぐに帰ってしまったら、ここまで、来た意味がないよね!」うなずきながら、真美さんに答えていた。

「木嶋君は、一人で来たの?それとも、家族と一緒?それでもないなら、はるかさん•••かな!」

「今日は、久しぶりにはるかさんと、デートしていますよ。」木嶋は、嬉しそうな表情で、真美さんに伝えた。

真美さんは、

「やっぱり•••はるかさんと、一緒にいるんだね。かわいいからね!かれんさんとは、会っていないの?」木嶋に、単刀直入たんとうちょくにゅうに聞いていた。

木嶋は、

「かれんさんとは、会っていますよ。ただ、お互いの《スケジュール》が合わない。来週、時間が取れそうなので、デートする予定です。」真美さんに話したのである。

真美さんは、

「かれんさん、木嶋君のことが、好きだからね。振ったりしたら、私が•••木嶋君に、《ばつゲーム》をしますからね。」かれんさんと別れないように、《念押ねんおし》していた。

木嶋は、

「かれんさんと別れたら、真美さんから•••《罰ゲーム》だなんて、怖いな!このことは、本人ほんにんに•••話さないでね。」真美さんにお願いしたのである。

真美さんは、

「かれんさんに、話そうか?どうしようか?考えちゅう。あとは、木嶋君次第きじまくんしだいだね。」木嶋に告げた。

木嶋は、

「頑張ります。」真美さんに、そう返すしかなかった。

真美さんは、

「木嶋君、はるかさん•••高島屋のどこにいるのかな?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「どこのフロアにいるかは、分かりません。多分たぶん洋服ようふくを見ていると思うよ。」真美さんに答えたのである。

真美さんは、

「木嶋君と一緒にいて、はるかさんからの連絡を待とうかね?」木嶋に同意を求めていた。

木嶋は、

「真美さんが、時間の許す限り•••自分と一緒にいればいいよ。」真美さんに伝えた。

真美さんは、

「木嶋君のお言葉ことばに甘えましょう。」そう話し•••

木嶋と一緒に、椅子いすに座り•••はるかからの連絡を待っていた。

少しして、木嶋の携帯が•••

「ピローン、ピローン、ピローン」鳴り響いていた。

木嶋が電話に出た。

「もしもし〜。木嶋です。」

「お待たせしました•••はるかです。木嶋さん、今、どちらにいますか?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「今は、地下の惣菜そうざい売り場にいますよ。」はるかに話していた。

はるかは、

「これから、向かいます。」木嶋に答え、電話を切ったのである。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ