第819話
木嶋は、
「了解です。」はるかに答えていた。
はるかは、
「木嶋さん、そろそろ•••コーヒーショップ『Y』を出ませんか?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「うん。いいよ。どこに行こうか?」はるかに聞いていた。
はるかは、
「私、高島屋で、見たい洋服などがあるので、いいですか?」
「はるかさん、高島屋ですね!いいですよ。自分も、何か•••見ようかな!」はるかに話していた。
はるかは、
「もし、木嶋さんが、私服を見るのでしたら、《コーディネート》してもいいですか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「自分は、《ファションセンス》がないので•••はるかさんに、《コーディネート》をお願いしようかな!」はるかに伝えたのである。
はるかは、
「私の好きな色に、染めてもいいですか?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「いいですよ。あまり奇抜な色は、辞めてね。会社の同僚に、何を言われるか?判らないからね!」はるかに告げたのである。
はるかは、
「私は、奇抜な洋服は、選びませんよ。安心して下さい。」木嶋に安心感を与えていた。
木嶋は、
「はるかさんに、洋服を選んで頂いたら、何か•••しないといけないね!」苦笑いを浮かべていた。
はるかは、
「私は、チョット•••上の階で見てきます。木嶋さんは、どう?なされますか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「地下フロアを見ていますよ。歩き疲れたら、椅子に座って、はるかさんからの、連絡を待っています。」はるかに話していた。
はるかは、
「分かりました。木嶋さん、それでは•••高島屋で会いましょう。」木嶋に伝え、席を立ち、歩き始めた。
木嶋は、一呼吸置いてから、会計伝票を持ち、階段を下りて行く。
会計伝票を出し•••
「お会計は、960円になります。」女性店員さんが、木嶋に伝えた。
木嶋は、財布から1000円札を取り出し、女性店員さんに渡した。
女性店員さんは、手際よく•••お釣りを用意していた。
「お返しは、40円でございます。」木嶋に渡したのである。
木嶋は、お釣りを確認した。
女性店員さんは、
「またのお越しをお待ちしております。」木嶋に話し、頭を下げたのである。
木嶋は、コーヒーショップ『Y』から出て、高島屋に向かった。
高島屋は、いつも•••人が混んでいる《イメージ》がある。
地下の惣菜売り場などを見ていた。
「どこで、何を買おうかな?」
色んなショップがある。
その中で、目を引いたのが、【サラダ】をたくさん•••売っている店である。
木嶋の地元にも、店はあるが、種類は•••高島屋の方が、豊富である。
「何の【サラダ】を買おうか?」一人で悩んでいた。
「木嶋君•••」聞き慣れた声が聞こえてきた。
木嶋は、
「誰•••」後ろを振り返った•••。
すると•••
「あっ、真美さんだ!」真美に答えたのであった。