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第816話

「もしもし〜、木嶋です。」木嶋は、明るい声で、電話に出た。

かれんさんは、

「木嶋さん、お久しぶりで〜す。先ほどは、電話に出ることが出来ずに、申し訳ないです。」木嶋に謝罪しゃざいをしていた。

木嶋は、

「かれんさん、真美さんが、夜の仕事から、引退することを聞いていますか?」かれんさんに聞いていた。

かれんさんは、

「はい。先週の水曜日に、ママから•••連絡がありました。その話しを聞いたとき、一瞬いっしゅん、言葉をうしないました。」木嶋に答えていた。

木嶋は、

「かれんさんからみたら、恩人おんじんになるのかな?どうするしようかね?」

「正直、どうしようかと、悩んでいます。木嶋さんは、どうなされるのですか?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「自分ですか?真美さんは、かれんさんを•••《引き合わせてくれた人》なので、店には、行く予定ですが、来週•••会社へ出勤したときに、富高さんの職場に出向いて、話し合ってみたいと、思っています。」かれんさんに答えていた。

かれんさんは、

「私も、そうなんですね。木嶋さんが、ママのお店に行くのでしたら、行こうかな?はるかさんとは、お会いになったのですか?」木嶋の行動が気になるらしい。

おんな直感ちょっかんなのかも知れない。』そう感じていた。

木嶋は、

「今、はるかさんと一緒にいますよ。」隠さず、素直すなおに、かれんさんに話していた。

かれんさんは、

「はるかさん、今•••いるのですね。久しぶりに、声を聴きたいので、代わっていただくくことが、出来ますか?」木嶋に、電話を代わるようにうながしていた。

木嶋は、

「かれんさんが、はるかさんに、話しをしたいと言っていますが、どうしますか?」はるかに聞いていた。

はるかは、

「どうしようかな?木嶋さん、私•••出た方がいいですかね?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「そうだね!かれんさんも、怒っている訳ではないし、年齢ねんれいも近いので、話しをしたいんじゃないかな!代わった方がいいと思うよ。」はるかに告げた。

はるかは、

「分かりました。」木嶋に伝え、携帯を受け取ったのである。

「お待たせしました。はるかです。」かれんさんに伝えた。

かれんさんは、

「はるかさん、お久しぶりです。木嶋さんと、《デート》しているのに•••割り込んで申し訳ないです。」はるかに謝罪していた。

はるかは、

「かれんさん、気にしなくていいですよ。真美さんの話しは、先週•••聞いたのですね?」かれんさんに確認した。

かれんさんは、

「先週、ママから聞きました。はるかさんは、木嶋さんからですよね?」はるかに問いかけていた。

はるかは、

「私は、先ほど•••聞いたばかりです。真美さんが、夜の仕事を引退するなんて思いもしませんでした。」率直そっちょくな感想を、かれんさんに話していた。

かれんさんは、

「私も、はるかさんと•••同じ意見です。木嶋さんが、お店に行くときに、行きたいと思っていますが、どうなされますか?」はるかに尋ねていた。

はるかは、

「私も、行きたいと考えています。それを決めるのは、木嶋さん次第しだいですね!」木嶋に結論けつろんを急ぐように伝えた。

木嶋は、

来週中らいしゅうちゅうまでには、結論を出します。」そう答えるしかなかったのであった。


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