第814話
はるかは、
「木嶋さん、本当にらに、誰でも•••平等なのですか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「もちろんです。はるかさんに、冷たい態度をとったことはないし、優しく接していると、思いますがね!」自分自身に、確信がないと言えない表現である。
はるかは、
「分かりました。」木嶋の言葉を信じていた。
木嶋は、
「はるかさん、真美さんのお店へ出かけるとき•••何か?した方がいいのかな?」はるかに問いかけていた。
はるかは、
「木嶋さんは、何か•••考えているのですか?」
「うん。何か•••した方がいいのか?正直、悩んでいるよ!」木嶋は、はるかに告げた。
はるかは、
「真美さん、また•••復活するんじゃないかと、私は•••危惧しています。木嶋さん、《プライベート》でも、お会いしたことが、ありましたよね?」
木嶋は、
「うん。《プライベート》で、真美さんと、一回コッキリだが•••子連れで、会ったことは、ありますよ。」はるかに答えていた。
はるかは、
「木嶋さんが、真美さんのお子さんは、何歳ぐらいでしたか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「そうだねー。その当時は、5歳前後ぐらいだったんじゃないかな?それを、考慮しても•••今、小学3.4年生前後だと思うよ。」はるかに伝えた。
はるかは、
「小学3.4年生ですね!確か•••《女の子》だと、話していましたよね?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「自分の目が、節穴でも、《男の子》と《女の子》を、見間違いないよ。」はるかに話したのである。
はるかは、
「どちらにしても、木嶋さん、真美さんのお店に、行くことは確実ですよね!私が、何か?渡せる物を、見つけてもいいですか?」
木嶋は、
「そうしようかな?自分が、選ぶより•••はるかさんに、探して頂いた方がいいね。お願い出来るかな?」はるかに頭を下げていた。
はるかは、
「任せて下さい。かれんさんに、真美さんのことは、伝えたのですか?」木嶋に問いかけた。
木嶋は、
「来週末に、会う予定でいます。そのときに、話しをしようかと思っていますが、遅いかな?」はるかに告げた。
はるかは、
「かれんさんに、今、話しをした方がいいですよ。彼女の立場も、理解をしてあげないと•••。」木嶋を諭していた。
木嶋は、
「はるかさんが、そこまで言うのであれば、電話をしてみようかな?いいかな?」はるかの同意を求めていた。
はるかは、
「いいですよ。何か?困ったことがあれば、私が•••対応しますよ。」木嶋を元気づけていた。
木嶋は、Gパンのポケットから、携帯を取り出し、かれんさんの番号を、《スクロール》したのであった。
「プルッ、プルー、プルー」呼び出し音が鳴り響いていた。
木嶋は、
「なかなか電話に出ないな!」一人で、ボヤいていた。