第812話
「はるかに、改善するように伝えても、《私が、いつも待っている•••。》と開き直られる。話しても、ムダかな?」一人でボヤいていた。
【カッ、カッ、カッ】靴の音が聞こえてきた。
木嶋は、
「誰かが、2Fに上がってくる!」期待感を持っていた。
「あっ•••はるかさんだ。」ホッと胸を撫で下ろしいた。
はるかは、
「木嶋さん、お待たせしました。」元気な声で、木嶋に告げた。
木嶋は、
「はるかさん、お久しぶりです。元気で良かったです。」はるかに伝えた。
はるかは、
「木嶋さんと、お会いするのは、どれくらい期間•••空いていましたか?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「どれくらいの期間が、空いていたんだろう•••正確なことは言えないが、1ヶ月ぐらいじゃないかな!」曖昧ながら、はるかに答えていた。
はるかは、
「そんなに、期間が空いていたなんて、申し訳ないです。もう一人の彼女とは、上手く行っているのですか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「何て、答えていいのか?分かりませんが、そこそこではないかな!」
「そこそこなら、上手く行っていると、理解していいですね!また、会う予定があるのですか?」はるかは、木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「今日、かれんさんから•••連絡があり、来週末に、会うことになりました。」はるかに答えていた。
はるかは、
「たまには、私以外の人と、会うのはいいですよ。ただ、《隠し事》はしないで、話して下さいね!」木嶋の浮気対策に、乗り出していた。
木嶋は、
「はるかさん、自分は、《スタイル》がいいわけではないので、浮気なんか•••しませんよ!」はるかに伝えた。
はるかは、
「《スタイル》は、見る人から見たら、良く見えますよ。私だって•••いいとは思っていませんよ。」木嶋に告げた。
木嶋は、
「そうだね〜。」と納得しつつ、
「はるかさん、真美さんのことは、どう思いますか?」はるかに問いかけていた。
はるかは、
「木嶋さん、先に飲み物を•••《オーダー》しませんか?」
「あっ•••いけない!自
分も、まだ《オーダー》していなかった。何か?飲みましょう!」はるかの意見に同意した。
はるかは、
「すいません!」と、側にいた女性店員さんに、声を掛けた。
女性店員さんは、はるかの呼びかけに気がついた。
「いらっしゃいませ!」にこやかな顔で、はるかに応対した。
木嶋は、
「はるかさん、いつものにしますか?」はるかに聞いていた。
はるかは、
「私は、それにしようかな?木嶋さんは•••?」木嶋に問いかけた。
木嶋は、
「自分は、《ホットのアメリカンコーヒー》でいいかな!」はるかに話したのだ。
はるかは、
「お願いします。《ホットロイヤルミルクティー》と、《ホットアメリカンコーヒー》で•••。」女性店員さんに伝えた。
女性店員さんは、
「《オーダー》を確認致します。《ホットロイヤルミルクティー》と、《ホットアメリカンコーヒー》の2点でよろしいでしょうか?」はるかに告げた。
はるかは、
「それで、OKです。」女性店員さんに答えた。
女性店員さんは、
「畏まりました。少々(しょうしょう)、お待ち下さいませ!」はるかに伝え、その場を離れて行った。