第804話
木嶋は、
「お父さん、土曜日に出かけて、ゴメンなさいね。」父親に頭を下げていた。
父親は、
「人付き合いも、いいけど、大変だからな。《無理》に《背伸び》をしなくていいだよ。」木嶋に話していた。
木嶋は、
「そうだね。自分も、無理は、しないようにしているよ。お父さん、心配してくれてありがとう。」父親に答えたのである。
母親は、
「お姉ちゃん、私たちも、日曜日は•••横浜に出かけて見ようかね?」お姉ちゃんに問いかけていた。
お姉ちゃんは、
「お母さん、たまには、横浜に出かけるのも、いいかも知れないね!変わった物があるかも•••お父さんは、人混みは、嫌でしょう?」父親に尋ねていた。
父親は、
「お母さんは、横浜に行きたいのか?」母親の真意を聞きたがっていた。
母親は、
「行きたいよ。普段は、地元で買い物をしている機会が多い。横浜駅は、大きなターミナルなので、【高島屋】、【そごう】と《大きな百貨店》があるから、目新しいのを探してみたいね!」父親に伝えた。
父親は、
「そうか!お父さんも、日曜日•••お母さんたちと、横浜に出かけるかね!」母親に答え、首を縦に振ったのである。
木嶋は、
「自分は、土曜日と、日曜日に•••横浜に出かけるでいいんだね!」母親に告げた。
母親は、
「そうだよ。日曜日は、車に乗って、家族全員で、横浜に向かうよ!いいね!」木嶋に確認した。
木嶋は、
「了解です。お父さんと、お母さんが、食べられる物を•••《リサーチ》してくるよ。」母親に話したのである。
母親は、
「頼んだよ。」木嶋に答えていた。
お姉ちゃんは、
「私は、高島屋に行ったら、【ブランドショップ】を見ようかな?」母親に伝えた。
母親は、
「【ブランドショップ】を見るのはいいけど、少し片付けないとね。」お姉ちゃんに話していた。
父親は、
「明日から、仕事でしょ、早く布団に入って、身体を休ませないと•••。」木嶋と、お姉ちゃんのことを労っていた。
木嶋は、
「そうしよう。少しは、身体を労らないとね。」頷いていた。
母親は、
「もう、みんなで寝るよ。」父親、お姉ちゃん、木嶋に声を掛けた。
木嶋は、
「分かりました。」母親に言葉を返した。
お姉ちゃんも、布団に入って、眠りについた。
木嶋は、ふと携帯を覗いた。
「あれ、メールが来ている•••誰だろう?」
携帯のメールボックスから、新しいメールを探した。
すると、4通のメールが届いていた。
「はるかと、真美さん、玲さん、かれんさんだ。どんな内容なんだろう?ワクワクしちゃうな!」木嶋はメールを開いた。
最初は、はるかのメールである。
「木嶋さん、土曜日ですが•••午後3時に、いつもの【コーヒーショップ】で、待ち合わせでいいですか?返信下さい。」
木嶋は、
「午後3時か•••。微妙だな!まっ、仕方ないかな。これで、OKしよう。」はるかに返信したのであった。