第797話
木嶋は、【休憩所】で待っていた。
待つこと•••20分。
男性店員さんが、木嶋の元に歩いてきた。
「お待たせしました。お席のご用意が出来ましたので、移動をお願いします。」木嶋に告げた。
木嶋は、
「ありがとうございます。お父さん、お母さん、ここから動くよ。」父親に伝えた。
父親は、
「やっと、夕飯を食べることが出来るね。お腹が、ペコペコだよ。」木嶋に話していた。
木嶋は、
「お父さん、仕方ないよ。この時期は、どこに行っても•••混んでいるからね。」父親に答えていた。
母親は、椅子から立ち上がり、【お食事処】に向かった。
お姉ちゃんは、母親の後を追うように、歩いて行った。
木嶋は、【休憩所】に忘れ物がないか•••確認していた。
慌てない方が、一番いいのである。
【休憩所】に忘れ物がないことを確認して、その場から、離れて行った。
【お食事処】に到着。
男性店員さんが、
「お待たせしました。お席は、こちらです。」木嶋たちを、案内した。
木嶋たちは、案内された席に座った。
母親は、
「何を頼もうかね?」メニューで確認していた。
父親は、
「お母さん、俺が食べられる《メニュー》は、あるのかな?」母親に尋ねていた。
母親は、
「お父さんが、食べられる物は•••《鍋焼きうどん》があるけど、それ以外でもいいけどね。どうする?」父親に答えていた。
父親は、
「他の《メニュー》は、あるかな?」母親に尋ねていた。
母親は、
「他に、あるのは•••暖かいそばだね。《天麩羅御膳(てんぷら御膳)》もあるけど、食べることが出来るかな?」父親に話していた。
父親は、
「今、お母さんが言った•••《天麩羅御膳》でいいよ。お母さんや、お姉ちゃんたちは、何にするんだ?」母親に聞いていた。
お姉ちゃんは、
「私は、お父さんと同じ•••《天麩羅御膳》にしようかな!お母さんたちは、どうするの?」木嶋に、何を《オーダー》するか?決めるように急かしていた。
木嶋は、
「お父さんと、お姉ちゃんが、《天麩羅御膳》なら、自分は、《鍋焼きうどん》にしようかな!お母さんは、どうする?」母親に聞いていた。
母親は、
「お母さんも、《鍋焼きうどん》にしようかな!お父さんたちの《オーダー》も、一緒にしなさい。」木嶋に告げた。
木嶋は、
「それでは、《オーダー》しようか!店員さんを呼ぶよ。」母親に答え、《テーブル横》の《釦》を押した。
「ピンポン」店内に響いていた。
少しして、女性店員さんが、木嶋たちの元に歩いてきた。
「お待たせしました。ご注文をお伺い致します。」木嶋に声を掛けた。
木嶋は、
「《天麩羅御膳》を2つと、《鍋焼きうどん》を2つでお願いします。」女性店員さんに伝えた。
女性店員さんは、
「《天麩羅御膳》2つと、《鍋焼きうどん》を2つで、よろしいでしょうか?」木嶋に同意を求めていた。
木嶋は、
「それで、お願いします。」女性店員さんに答えた。
女性店員さんは、
「畏まりました。」木嶋に話し、その場を離れて行った。