表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
796/968

第796話

売店のお姉さんは、《コーヒー牛乳》の《キャップ》を2本開け•••お姉ちゃんに渡したのである。

お姉ちゃんは、《コーヒー牛乳》を受けとり、母親の元に、歩いて行く。

母親は、《コーヒー牛乳》を受けとり、一口ひとくち飲んだ。

「お風呂上ふろあがりで飲むのは、おいしいね!」お姉ちゃんに話していた。

お姉ちゃんは、

「本当だね。私は、普段、【お風呂】から上がったときに、飲み物を飲む習慣しゅうかんがないけれど、こんなに、おいしいとは思わなかった。」母親に答えていた。

母親は、

「お父さんが、毎日•••【お風呂】から上がったときに飲む気持ちが、理解出来たよ。」頷きながら、話していた。

父親は、

「お父さんは、先を見ていたんだよ。」母親に、むねを張っていた。

木嶋は、

「お父さんらしいね。お母さん、《コーヒー牛乳》を飲み終えたら、となりの《お食事処しょくじどころ》で、夕飯ゆうはんを食べようね!」母親に伝えた。

母親は、

「うん。そうしようか!お母さんが、食べられる《メニュー》は、あるのかな?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「うん。いくつか•••食べられる《メニュー》はあったよ。」母親に答えたのである。

お姉ちゃんは、

「お父さんの食べられる《メニュー》もあるの?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「お父さんの食べられるのも、あったよ。」お姉ちゃんに告げた。

お姉ちゃんは、

「それなら、安心だね。早く、《お食事処》に行こうよ。」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「そうだね。営業時間も、せまっているからね。」お姉ちゃんに話したのである。

父親は、

「お母さん、飲み終わったか?動くよ!」母親に聞いていた。

母親は、

「《お食事処》に行こうかね。」父親に伝え、椅子いすから立ち上がり、歩き出したのである。

木嶋は、

「お姉ちゃん、お父さんと、お母さんを頼んだよ。」

お姉ちゃんに話し、《お食事処》のドアを開けた。

《お食事処》の店内は、満席まんせきである。

「いや〜混んでいるな!」一人で呟いていた。

男性店員さんが、

「いらっしゃいませ!」木嶋に声を掛けた。

木嶋は、

「4人で入りたいのですが、見渡みわたす限り•••満席みたいなので、座ることが出来ますか?」男性店員さんに尋ねていた。

男性店員さんは、

「少々(しょうしょう)、お待ち下さいませ!」木嶋に伝え、空いている座席を探していた。

男性店員さんが、木嶋の元に戻ってきた。

「お待たせしました。只今ただいま、お席は満席でございます。少し、お時間を頂くことが出来ますか?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「判りました。【休憩所きゅうけいじょ】で、待っています。」男性店員さんに伝えた。

男性店員さんは、

かしこまりました。お席の準備が、ととのいましたら、お声をお掛け致します。」木嶋に答えていた。

木嶋は、ドアを閉め、お姉ちゃんたちと合流した。

お姉ちゃんは、

「お店は、混んでいるの?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「満席で、空き待ちだよ!」お姉ちゃんに伝えた。

お姉ちゃんは、

「待つしかないね。」

「フー」と、ため息をついたのであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ