第795話
木嶋は、
「なぜ•••風呂上がりに、牛乳を飲むのだろう?」
ふと、疑問を感じていた。
冷静に考えれば、風呂上がりは、身体が温かくなっていて、冷たい飲み物が欲しくなる。
それで、【キーン】と冷えた《ビール》や、《牛乳》が飲みたくなるのは、当然である。
父親は、
「やっと、飲み終わったよ。」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「お父さん、冷た過ぎたんじゃないの?お腹は、大丈夫?」父親に問いかけていた。
父親は、
「うん。大丈夫。心配かけて悪いね!」木嶋に答えていた。
木嶋は、
「正月早々(しょうがつそうそう)から、病院のお世話にならないようにしないとね。」父親に話していた。
木嶋たちが、【休憩処】に来てから、10分が経過がしていた。
父親は、
「お母さんたち•••まだ、《お風呂》から上がってこないのかな?」少し不安な気持ちになっていた。
木嶋は、
「お父さん、お姉ちゃんが一緒にいるから、大丈夫だよ。」父親に、安心するように、諭していた。
さらに、待つこと•••10分が経過した。
お母さんたちが、【休憩処】にきた。
父親が、
「お母さん、随分、ゆっくりしていたね!」母親に聞いていた。
母親は、
「うん。内風呂と、外風呂に、何回も入ってきたので、遅くなっちゃったよ。」父親に伝えた。
父親は、
「あまりにも、お風呂から出てこないから、心配していたんだよ。」母親に話していた。
母親は、
「お父さん、ゴメンね。」父親に答えていた。
お姉ちゃんは、
「お父さんは、【親戚の叔母さん】が、お風呂の中で•••倒れたことがあるので、お母さん、心臓に持病があるので、心配をしていたんだよ。」母親に伝えた。
母親は、
「お風呂は、怖いからね!」頷きながら答えたのである。
木嶋は、
「お母さん、お父さんも、自分も、ここで《牛乳》を飲んだから、飲み物でも飲んだ方がいいよ。」母親に問いかけていた。
母親は、
「何があるかね?」
木嶋に話しながら、売店のお姉さんがいる•••《カウンター》に向かった。
お姉ちゃんは、
「お母さん、《烏龍茶》にしたら•••?」母親に尋ねていた。
母親は、
「《烏龍茶》の他に、お母さんが飲める物は、あるかな?」お姉ちゃんに答えていた。
お姉ちゃんは、
「《烏龍茶》以外で飲めるのは•••《いちご牛乳》だね。それにする?」母親伝えた。
母親は、
「それにしようかな?」お姉ちゃんに話し、木嶋たちがいる《テーブル》に向かった。
お姉ちゃんは、
「すいません。《いちご牛乳》と、《コーヒー牛乳》を1本ずつ下さい。」売店のお姉さんに告げた。
売店のお姉さんは、
「《いちご牛乳》と《コーヒー牛乳》を1本ずつですね!少し、お待ち下さい。」
手慣れた手つきで、《いちご牛乳》と、《コーヒー牛乳》を扱っていた。
お姉ちゃんは、《いちご牛乳》と、《コーヒー牛乳》を受け取り•••
「いくらですか?」売店のお姉さんに聞いていた。
売店のお姉さんは、
「380円になります。」お姉ちゃんに言葉を返していた。
お姉ちゃんは、財布を取り出し、お金を払ったのである。