第791話
父親も、母親も、高齢者になってきている。
75歳を過ぎると、後期高齢者と言う名称の健康保険証になるらしい。
その年齢が近づいているのも、確かである。
木嶋は、《100円ショップ》で購入したライトを、父親の足元を照らしていた。
父親が、車から降りた。
「ありがとね。」父親が、木嶋に伝えた。
木嶋は、
「お父さんにケガでもされたら、大変だからね!」父親に答えていた。
母親と、お姉ちゃんは、先に、《カウンター》で手続きをしていた。
受付のお姉さんが、
「何人で、ご利用ですか?」お姉ちゃんに問いかけていた。
お姉ちゃんは、
「大人•••4人です。」受付のお姉さんに伝えた。
受付のお姉さんは、
「《レンタルタオルセット》も、ご用意していますが、ご利用になりますか?」再度、お姉ちゃんに聞いていた。
お姉ちゃんは、
「《レンタルタオルセット》も、4人分お願いします。」受付のお姉さんに告げた。
受付のお姉さんは、
「畏まりました。料金は•••4000円になります。」お姉ちゃんに話したのだ。
お姉ちゃんは、財布から•••《1000円札》を4枚取り出し、受付のお姉さんに渡したのである。
受付のお姉さんは、丁寧に•••お金を数えていた。
「4000円•••ちょうどお預かりいたします。《ポイントカード》をお持ちでしょうか?」お姉ちゃんに尋ねていた。
お姉ちゃんは、
「《ポイントカード》は持っていません!」受付のお姉さんに答えていた。
受付のお姉さんは、
「《ポイントカード》をお作りいたします。発行手数料は無料で、《ポイントカード》の有効期限は、本日より•••一年間、有効です。その間に、ご利用されないと、失効してしまいますので、ご注意下さい。もし、失効してしまいましたら、《ポイントカード》をお持ち頂ければ、100円の再登録になりますが、お使いになれますので、よろしくお願いいたします。何か?判らないことが•••ありました気軽にお問い合わせ下さい。」お姉ちゃんに話していた。
お姉ちゃんは、
「こちらの温泉の営業時間は、何時までですか?」受付のお姉さんに聞いていた。
受付のお姉さんは、
「本日の営業時間は、午前0時までで、最終の入湯時間は、午後11時45分です。また、《お食事処》の営業時間は、午後10時までとなっていますので、ご注意下さいませ!」お姉ちゃんに話したのである。
お姉ちゃんは、頷いたのであった。