第789話
母親と、お姉ちゃんは、家に到着して、着替えを探していた。
お姉ちゃんは、
「お母さん、温泉へ行くのに•••下着と靴下だけでいいよね?」母親に尋ねていた。
母親は、
「それだけでいいと思うよ。温泉から出たら、隣りの《お食事処》で、ご飯でも、食べようかね?」お姉ちゃんに聞いていた。
お姉ちゃんは、
「それも、いいかもね!お父さんと、お母さんが、食べれるのがあればいいけどね。車に戻ったら、お父さんたちの意見を聞いてみようよ。隣りの《お食事処》よりも、他で食べたいと言うかもね。」母親に答えていた。
母親は、
「そうだね。お父さんも、お母さんも、食べられるのが限定されてしまう。《ファミレス》とか、《回転寿司》とかでもいいね。」お姉ちゃんに話し、家族全員分の下着と、靴下を、《ビニール袋》に入れ、車に向かった。
父親は、
「お母さんたち、随分、時間が、掛かっていないか?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「そうだね!少し、時間が掛かり過ぎているね。家は、普段から、整理されていないから、探すのに、一苦労じゃないの?」苦笑いをしながら、父親に話していた。
父親は、
「たまには、家の中を片づけないといけないね!」木嶋に苦言をしていた。
木嶋は、
「家族の誰かに、何か?起きないと、片づかないんじゃないの?」父親に伝えた。
父親は、
「そうかも知れないね。」木嶋に答えていた。
お母さんと、お姉ちゃんが、車に戻ってきた。
父親が、
「随分と、遅かったね。」母親に尋ねていた。
母親は、
「急に、温泉に行くことになったから、《てんやわんや》しながら•••お姉ちゃんと一緒に、下着と靴下を探していたんだ。」父親に告げた。
父親は、
「普段から、片づけていないからね。」母親に伝えた。
母親は、
「どこかで、長い休みがあったときに、家を片づけようね。一番最初にやらないといけないのは、お姉ちゃんのところだね。」お姉ちゃんに話していた。
お姉ちゃんは、
「はい。片づけます。」母親に答えていた。
父親も、木嶋も、お姉ちゃんの言葉を信用していなかった。
木嶋は、
「自分も、片づけるよ。」父親に伝えた。
父親は、
「そうだね。家族•••みんなでやろうね。」母親、お姉ちゃん、木嶋に同意を求めていた。
木嶋は、
「そうしようね。これから、温泉に向かうよ!」母親に問いかけた。
母親は、
「レッツゴー!」勇ましい答えが返ってきた。
お姉ちゃんが、
「お父さん、温泉から出たら、隣りの《お食事処》で、ご飯でも•••食べようか?」父親に尋ねていた。
父親は、
「どうしようかね?お父さんと、お母さんが、食べられるメニューがあれば、そこでもいいよ。」お姉ちゃんに伝えた。
お姉ちゃんは、
「温泉に行って、メニューを見てから•••考えればいいかね!」木嶋に告げた。
木嶋は、
「それでいいよ。」お姉ちゃんに話したのである。
温泉がある場所は、木嶋の家から、車で•••10分の距離である。
地元の人が、多く利用していた。