表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
779/968

第779話

父親は、

「前の会社を辞めたのは、お姉ちゃん自身が、選んだだから、信じたみちを行きなさい。あとのことは、お父さんは、何も言わないよ。」お姉ちゃんに伝えた。

お姉ちゃんは、

「お父さん、気を遣わせて•••申し訳ないね。」父親にあたまを下げていた。

木嶋は、

「お父さんと、お母さんの年齢ねんれいを考えたとき•••【25年勤続】で、旅行りょこうに、行った方がいいかもね。【30年】のときは、《80歳》を超えているからね。」母親に話していた。

母親は、

「そうだよ。お母さんだって•••いつまで、元気でいられるか?分からないよ。」木嶋に告げた。

木嶋は、母親の言葉に、うなずいていたのである。

父親は、

「旅行は、どこに行こうかね?」

今から、旅行に行くのを、心待こころまちにしていた。

何事なにごとも、目標もくひょうを持つことは、いことである。

木嶋は、

「家族で行くなら、《北海道ほっかいどう》が、いいんじゃないかな?」父親に話していた。

父親は、

「何で•••《北海道》なんだ?」

木嶋の提案ていあんしたさきに、少し、疑問ぎもんいだいていた。

木嶋は、

「《大阪》、《京都》は、車で行ったことがあるからね。今一度いまいちどあらためて行くよりも、《北海道》の方が、お父さんも、お母さんも、飛行機に乗ったことがらないからね。一度でいいから、乗せたいんだ。」父親に話していた。

父親は、

「お前は、《家族思かぞくおも》いだね。」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「《北海道》に行く時期は、なるべく料金が、【高い時期】ではなくて、【安い時期】に行かないと、家族が楽しめないよ。」父親に答えていた。

母親は、

「《北海道》で、料金の【安い時期】はあるのかね?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「会社に出入りしている•••【旅行会社りょこうがいしゃ】の人に聞けば、おのずと判ると思うよ。お姉ちゃんも、それで理解をしてくれるかな?」お姉ちゃんに同意を求めていた。

お姉ちゃんは、

「色々(いろいろ)な《料金プラン》があるはずだから、見せてもらってね!あとは、任せたよ。」木嶋に一任いちにんした。

木嶋は、

「分かりました。」お姉ちゃんに返事をしたのであった。

母親は、

「お母さん、今から•••《お小遣こずかい》を貯めないといけないね。おいしい物が食べられなくなってしまうからね。」父親に話していた。

父親は、

「お父さんも、お母さんを見習みならわないといけないな。」一人で呟いていた。

木嶋は、父親の言っていることを理解していた。

「ピローン、ピローン、ピローン」携帯が鳴り響いている。

「あっ•••ヤバイ。はるかからだ。」

木嶋が、あせっていた。

「お父さん、チョット•••待っていてくれる?」父親に問いかけていた。

父親は、

「友だちに電話をするのか?待っているよ。」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「電話をしてくるね。」父親に話し、その場を離れた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ