表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
766/968

第766話

木嶋は、

「お父さん、もう•••お店から出てきたの?」少し、驚いた様子ようすで、父親に話していた。

父親は、

「お父さん、ケガをして、家の中にいたので、久しぶりに人が多いところに、出歩であるいたら、嫌気いやけが差して来たよ。」木嶋に伝えた。

母親は、

「お父さん、そんなことで、どうするの?」父親を叱咤しったしていた。

お姉ちゃんが、パン屋から出てきた。

「お父さん、お店を出るのが早かったけど、身体は•••大丈夫なの?」父親に尋ねていた。

父親は、

人混ひとごみにってしまったよ。」お姉ちゃんに答えていた。

お姉ちゃんは、

「東京駅や、新宿駅などは、もっともっと、たくさんの人が、行きっているよ。」父親に話したのだ。

父親は、

「いつもなら、人混みに酔うことはないんだよ。こっちに来たからだよ。」苦笑にがわらいをしながら•••

「お姉ちゃん、頼んだパンは、買ってくれたかな?」お姉ちゃんに聞いていた。

お姉ちゃんは、

「お父さんに頼まれたパンは、買いました。」父親に答えていた。

父親は、

「お母さん、これから•••どうするんだい?」母親に尋ねていた。

母親は、

「地下街の駐車場ちゅうしゃじょうに向かって、ここを出ようかね!」父親に話していた。

父親は、

「そうだね。家に帰ろうかね!」ハッキリとした口調くちょうで伝えたのである。

木嶋は、腕時計うでどけいで時間を確認した。

「お母さん、車椅子を返すまでに、まだ残り時間があるよ。」母親に告げた。

母親は、

「あと•••どれくらいの時間があるの?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「あと、1時間•••残っているよ。」母親に答えたのである。

母親は、

「お姉ちゃん、まだ•••返却(へんき

ゃく)まで、1時間あるよ!どうしようかね?」お姉ちゃんに問いかけていた。

お姉ちゃんは、

「それなら•••この近くに、《コーヒーショップ》があるから、みんなで、《コーヒー》でも飲みますか?」母親に伝えた。

母親は、

「お姉ちゃん、お父さんの飲み物は、あるのかな?」お姉ちゃんに尋ねていた。

お姉ちゃんは、

「お父さん、《コーヒー》は飲んだことが、あるよね?」父親に聞いてみた。

父親は、

「《コーヒー》は飲んだことがあるよ。一番いいのは、《ビール》か?《お酒》だね!おつまみ付きで•••」お姉ちゃん答えていた。

お姉ちゃんは、

「お父さん、また•••そんなことを言っているの?《コーヒーショップ》に、《アルコールけい》は、取り扱っていないよ。《ドクターストップ》が掛かっているでしょう。【主治医しゅじい】に見放されてもいいの?」父親に伝えた。

父親は、

「【主治医】に見放されたくないね。自分が長生ながいきするためには、守らないといけないね!」お姉ちゃんに答えていた。

木嶋は、

「お父さんも、お母さんも、健康第一けんこうだいいちで、長生きして頂かないとね。」父親と、母親に話したのであった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ