第760話
《眼鏡サロン》で待つこと、20分•••。
ようやく、《めがねのレンズ交換》が終わった。
男性店員さんが、
「木嶋さん、お待たせしました。《レンズ交換》が終わりましたので、調整のために、掛けて頂けますか?」木嶋の父親に尋ねていた。
父親は、
「うん。掛けてみます。《レンズの度》が、《キツイ》と•••目が《クラクラ》する。」男性店員さんに告げた。
男性店員さんは、
「そうですね。《キツイ》か?《キツクない》か?は、めがねを掛けている人ではないと、分からないことも、ありますから•••。」父親に話し、めがねを手渡した。
父親は、男性店員さんから受け取った•••めがねを掛けてみた。
「《レンズの度》も、キツくない。これなら大丈夫。これで、いいよ。」木嶋に答えていた。
木嶋は、
「お父さんが、大丈夫なら•••それにしようか?」父親に聞いていた。
父親は、
「うん。いいよ!駅前周辺に出向いて来る機会があるから、目の調子が悪かったら、《レンズ交換》などをしてもらうよ。」木嶋に答えていた。
木嶋は、
「お父さんも、OKと話しているので、会計をお願いします。」男性店員さんに伝えた。
男性店員さんは、
「畏まりした。会計の準備をしますので、お待ち下さいませ!」木嶋に伝え、電卓を使い、計算を始めた。
木嶋は、
「お父さん、お母さんたちに連絡を入れようか?」父親に尋ねていた。
父親は、
「うん。お母さんに連絡を入れないと、心配するからね。」頷きながら、木嶋に話していた。
木嶋は、
「これから、お母さんの携帯に、電話するからね!」
Gパンのポケットから携帯を取り出し、履歴から、母親の番号を《スクロール》した。
「プッ、プッ、プッ、プルー」呼び出し音が鳴っている。
母親が電話に出た。
「もしもし、お母さんだけど•••」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「今、お父さんの《めがねレンズ交換》が終わったよ。これから、会計をして、お店を出るよ。」母親に話していた。
母親は、
「分かった。お母さん、お姉ちゃんと、地下街にいるので、降りたら電話をしてね。」木嶋に告げた。
木嶋は、
「地下街に降りたら、連絡をするね!」母親に言葉を返し、電話を切ったのである。
男性店員さんが、
「お待たせしました。お会計は、26500円になります。」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「26500円ですね。」男性店員さんに話し、Gパンのポケットから、財布を取り出した。
財布から、お金を取り出し、男性店員さんに渡した。
男性店員さんは、丁寧にお金を数え•••
「30000円、お預り致します。」木嶋の元から離れて行く。
木嶋は、
「お父さん、支払いが終わったら出るからね!」父親に話していた。
父親は、
「うん。」言葉を返した。
男性店員さんは、
「お待たせしました。お釣りは、3500円のお返しです。」木嶋にお釣りを渡した。
木嶋は、お釣りを財布に入れ、
「お父さん、お店を出るよ。」椅子から立ち上がった。
父親も、椅子から立ち上がり、
「ありがとうございました。」男性店員さんに伝えた。
男性店員さんは、
「またのご来店を、お待ちしております。」木嶋と、父親に話していた。
木嶋は、
「どうも、お世話になりました。」男性店員さんに告げ、《めがねサロン》を、後にした。