第737話
「大変、お待たせしました•••《広島風お好み焼き》が、今、《焼き上がりました。》先頭のお客さまからどうぞ!」若い女性の声が聞こえていた。
先頭のお客さんは、
「《広島風お好み焼き》を、3枚。お願いします。」若い女性に伝えた。
若い女性は、
「3枚ですね。ありがとうございます。1枚•••400円ですので、1200円になります。」先頭のお客さんに答えていた。
先頭のお客さんは、お釣りのないように•••
1200円渡していた。
この時点で、あと•••残り、9枚。
木嶋までは、あと•••9人。
「智君、この段階で•••《広島風お好み焼き》を買うのは、難しいね。次回、《焼き上がる》のに、期待をしよう。」智君に話していた。
智君は、
「うん。パパ、次回で買えるよね?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「買えると思うよ!ママに、連絡をしようか?」智君に聞いていた。
智君は、
「うん。ママに、連絡をしよう!」木嶋に答えていた。
木嶋は、
「智君、パパの携帯でかけるので、ママに電話をしてくれるかな?」智君に話したのだ。
智君は、
「うん。いいよ。」快く、返事をしたのである。
「プッ、プッ、プッ、プルー」呼び出している。
かれんさんが、電話に出た。
「もしもし、ママです。」智君に答えていた。
智君は、
「今ね•••パパと一緒に待っているんだ。まだまだ、時間が掛かりそうだよ。」かれんさんに伝えた。
かれんさんは、
「パパは、辛抱強く待っているのかな?」智君に問いかけていた。
智君は、
「パパ、辛抱強く待っているよ。」かれんさんに答えたのだ。
かれんさんは、
「菜摘ちゃんと、待っているからね!」智君に告げ、電話を切ったのである。
智君は、
「パパ、ママがね•••心配しないでいいよ•••と、言っていたよ!」木嶋に話したのだ。
木嶋は、
「智君、ありがとう。ママと、菜摘ちゃんの元に、戻らないとね!」智君に告げた。
智君は、
「パパとママが、ついているから大丈夫だよ。」木嶋に答えていた。
《広島風お好み焼き》が、残り•••3枚。
木嶋まで、あと•••5人である。
「次の方、どうぞ。」若い女性が、声を上げていた。
次のお客さんは、
「《広島風お好み焼き》を、2枚•••お願いします。」若い女性に話していた。
若い女性は、
「2枚ですね。ありがとうございます。800円になります。」お客さんに伝えた。
お客さんは、1000円札を渡した。
若い女性は、
「200円のお渡しですね。お箸は、そちらにありますので、お持ち下さいませ!」お客さんに話したのだ。
お客さんは、【割り箸】を数本取り、その場を離れた。
この時点で、残り•••1枚である。
「次の方、どうぞ。」次のお客さんに、声を掛けた。
次のお客さんは、
「《広島風お好み焼き》を1枚お願いします。」若い女性に告げた。
若い女性は、
「ありがとうございます。400円になります。」次のお客さんに答えていた。
次のお客さんは、400円渡したのである。
若い女性は、
「《広島風お好み焼き》は、《焼き上がり》まで、5分少々(ふんしょうしょう)、お時間頂きます。」お客さんたちに話したのである。
木嶋は、
「あと、5分ぐらい•••か!」一人で呟いていた。