表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
733/968

第733話

屋台のお姉さんは、

「お兄ちゃん、先ほどと同じように、最初は、『グー』だよ。『グー』以外は、ダメだよ。準備は、いいかな?」智君に伝えた。

智君は、

「うん。僕は、いつでも•••いいよ。」屋台のお姉さんに言葉を返した。

屋台のお姉さんが、

「じゃあ•••行くよ!最初は、『グー』

じゃん•••けん•••ぽん!」

智君が、『チョキ』

屋台のお姉さんが、『パー』で、一回目いっかいめで勝負がついた。

智君は、

「僕、お姉さんに勝ちました。」木嶋に、《ガッツポーズ》で、よろこびを表現してのだ。

木嶋は、

「智君、お姉さんに勝ったね。」智君に話していた。

智君は、

「うん。僕、嬉しいよ!」喜びを隠せずにいた。

かれんさんは、

「お兄ちゃんの【面目躍起めんもくやっき】だね!」智君に告げた。

智君は、

「妹のためにも、どうしても、勝ちたかったんだ。」かれんさんに答えていた。

屋台のお姉さんが、

「お姉ちゃん、完敗かんぱいだね。お兄ちゃんのパパと、ママ、妹さんも、仲

(なか)が良くてうらやましいな!」智君をめていた。

智君は、

「お姉さん、ありがとうございます。」屋台のお姉さんに伝えた。

屋台のお姉さんは、

「お兄ちゃんの好きな種類を選んで、持って行ってね!」智君に話したのだ。

菜摘ちゃんは、

「お兄ちゃん、《さくらんぼの水あめ》もあったよ。」智君に告げた。

智君は、

「《さくらんぼの水あめ》があるなら、それを、貰おうかな?お姉さん、いくつまで•••OKですか?」屋台のお姉さんに聞いていた。

屋台のお姉さんは、

「最初は、【ドロー】だったので、合計で、3本まで、OKです。」智君に答えていた。

智君は、

「全部で、3本だね。パパは、何が•••いいのかな?」木嶋のことを、パパと呼んでいた。

木嶋は、一瞬いっしゅん•••戸惑とまどった様子ようすを見せながらも、

「パパは、《すもも》が好きだから、それが欲しいな!あとは、智君の好きなのを、選びなさい。」優しい声で話していた。

かれんさんは、

「木嶋さん、完全に、パパになり切っていますよ。」優しい笑顔で、木嶋に告げた。

菜摘ちゃんは、

「ママ、もっと、私と遊んで•••。」かれんさんに、《おねだり》をしていた。

かれんさんは、

「ママなんて言われたら、照れるな!どう、言葉を返したらいいのかな?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「《ストレート》に、ママになりきればいいと思うよ。」かれんさんに告げた。

いかにも、木嶋らしい表現である。

かれんさんは、

「そうですね。ここは、ママになり切ることですね。頑張ります。」木嶋に話したのだ。

智君は、どれを取ろうか?迷いながらも、好きな《水あめ》を選んでいた。

「お姉さん、これを貰って行くね!」屋台のお姉さんに聞いていた。

屋台のお姉さんは、

「おっ•••お兄ちゃん、《スペシャルの水あめ》を選んだんだね!いいよ。」智君に答えていた。

木嶋は、

「《フルーツミックス》ね!パパなら、選ばないかも知れない。」智君の感覚に驚いたのであった。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ