第723話
かれんさんは、
「私たち•••大勢で、中に入ったら、お店の迷惑になりませんかね?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「大勢と言っても、4人でしょう。多いと感じないよ。」かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「そうですよね!4人なら、《コンビニ》では、普通かも知れませんね!私は、何を慌てているんですかね?」苦笑いをしていた。
木嶋の元を離れ、智君は、真っ先に•••《コンビニ》に飛び込んで行った。
智君のパパが、
「智•••お兄さんを連れて来てくれたのかな?」智君に尋ねていた。
智君は、
「うん。今•••お兄ちゃんたちが、お店の中に入って来るよ。」智君のパパに答えていた。
木嶋たちが、《コンビニ》に入って行く。
「いらっしゃいませ!」
店員さんたちの明るい声が聞こえていた。
智君のパパが、
「智、お姉さんの彼氏は、この人なのかな?」智君に問いかけていた。
智君は、
「うん。お姉さんの彼氏だよ。」パパに伝えたのであった。
智君のパパが、木嶋の元に歩いてきた。
「どうも、初めまして•••智のパパです。」挨拶をしていた。
木嶋は、
「智君のパパですか?初めまして•••。木嶋と言います。今日は、公園で、凧上げしているところを、割り込んでしまい、申し訳ありません。」智君のパパに、頭を下げたのである。
智君のパパは、
「私たちが忙しいばかりに、智の面倒を見て頂き、ありがとうございます。こんなところで、立ち話しをするのも良くないので、こちらへどうぞ。」
木嶋たちを、【エスコート】したのである。
かれんさんと、菜摘ちゃんも、あとから着いてきた。
「改めまして、本日は•••智と、菜摘を、可愛がって頂きまして、ありがとうございます。私の名前は、中田隆と言います。」木嶋に、名刺を差し出した。
木嶋は、
「名刺を頂き、ありがとうございます。自分の名前は、木嶋と言います。本日は、ありがとうございます。」パパに話していた。
智君のパパは、
「智、菜摘が、木嶋さんに、《ワガママ》を言って迷惑を掛けていませんか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「《ワガママ》なんて、言っていませんよ。逆に、自分が•••小学生に、《タイムスリップ》しましたよ。」智君のパパに話していた。
智君のパパは、
「それなら、一安心です。木嶋さんは、かれんさんとお付き合いしていると、お聞きしたのですが•••本当ですか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「はい。かれんさんと、お付き合いさせて頂いております。」智君のパパに伝えた。
智君のパパは、
「かれんさんは、私の中学時代の教え子なのです。」木嶋に話したのだ。
木嶋は、
「かれんさんから、中学校時代の恩師が、智君のパパだと知ったときは、自分も、驚きましたよ。」パパに伝えた。
智君のパパは、
「菜摘から、貴方の存在を伺ったときに、一度•••お会いしたいと思いました。それが、すぐに、現実になるなんて思いもしませんでした。」木嶋に、嬉しそうに話していた。