表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
722/968

第722話

かれんさんは、

「この駅周辺えきしゅうへんの《コンビニ》にしては、大きな店舗てんぽだと、思います。」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「そうだね。これだけ大きい店舗だと、車を止める人などもいるので、智君のご両親が忙しいのは、理解が出来るよ。」思わず納得なっとくしてしまった。

菜摘ちゃんが•••

「お姉ちゃん、早く、温かい食べ物を買って•••

。おなかいた〜。」かれんさんを急かしていた。

かれんさんは、

「菜摘ちゃん、さぁ•••入ろうか!」菜摘ちゃんの左手ひだりてを握りしめ、店の中に入って行く。

「ピコン、ピコン」

お客さんが入店にゅうてんした•••《シグナル》であった。

店内にいる店員さんが•••一斉いっせいに、

「いらっしゃいませ!」元気な声が聞こえてきた。

「あれっ•••菜摘じゃないか?」

若い男性店員さんが呟きながら、菜摘ちゃんのところに歩いて行く。

「菜摘•••」声をかけた。

菜摘ちゃんは、

「あっ•••パパ。」表情が明るくなった。

若い男性店員さんは、どうやら•••菜摘ちゃんのパパであった。

「菜摘、お姉ちゃんと知り合いなのか?」菜摘ちゃんに尋ねていた。

菜摘ちゃんは、

「お姉ちゃん、友だちだよね?」かれんさんに告げた。

かれんさんは、

「そうだよ。」菜摘ちゃんに答えていた。

菜摘ちゃんのパパが、顔を上げた。

「あっ•••貴女あなたでしたか?菜摘の面倒めんどうを見て頂き、ありがとうございます。」かれんさんに話していた。

かれんさんは、

「先生ではないですか?お久しぶりです。ここで、会うなんて奇遇きぐうですね〜。」菜摘ちゃんのパパに答えていた。

それを見た•••菜摘ちゃんは、

「パパは、お姉ちゃんの先生だったの?」パパに聞いていた。

菜摘ちゃんのパパは、

「菜摘、お姉さんは、パパが、中学校の先生をしたときの教え子なんだ。」菜摘ちゃんのあたまでていた。

菜摘ちゃんは、目を輝かせていた。

「今ね•••お姉ちゃんには、素敵な•••お兄ちゃんがいるんだよ。」菜摘ちゃんのパパに話していた。

菜摘ちゃんのパパは、

「どんな•••お兄さんかな?菜摘が言うくらいだから、きっと•••かっこいいのかな?パパは、見てみたいな!」菜摘ちゃんに伝えた。

菜摘ちゃんは、

「お姉ちゃん、お兄ちゃんを呼びに行こうよ。」かれんさんと一緒に、コンビニのそとに出た。

木嶋は、

「かれんさん、菜摘ちゃんと、《コンビニ》の中に入ったんじゃないの?」かれんさんに問いかけていた。

かれんさんは、

「それが、菜摘ちゃんのパパは、私の中学校の先生だったのです。」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「そうなの?まったくの奇遇じゃないの!でも、意外な発見をしたね。かれんさんの中学校の先生なの会うなんて•••お互いが、驚いたでしょう?」かれんさんに話していた。

かれんさんは、

「そうですね〜。世間は、広いと思っていましたが、せまく感じました。」木嶋に告げた。

木嶋は、

「そんなものだよ。」かれんさんに話していた。

智君は、

「お兄ちゃん、お姉ちゃんたちと一緒に、《コンビニ》に入ろうよ!」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「みんなで行こうよ。」かれんさんたちに《シグナル》を出したのであった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ