第717話
お互いが、同じ気持ちになっていることは、いいことである。
かれんさんは、軽く目を閉じた。
木嶋は、かれんさんの期待に応えたのであった。
かれんさんは、
「ありがとうございます。」木嶋にお礼を述べていた。
【バタバタ】しているうちに、木嶋の注目している《チーム》が、《フィニッシュ》地点まで、残り•••100メートルを切っていた。
「木嶋さん、ようやく《フィニッシュ》•••ですね?」かれんさんが、木嶋に伝えた。
木嶋は、
「そうだね!ようやく•••《フィニッシュ》地点まで、たどり着いたね。これで、一安心だ。」かれんさんに話しながら•••
【ホッ•••と】表情である。
かれんさんは、
「何とか•••《テープ》を切りました!途中で、《繰り上げスタート》したときは、《大丈夫なのかな?》と心配していましたが、《チーム》が完走しましたね。木嶋さんも、来年以降の目標は、【ニューイヤー駅伝】に出場して、その《チーム》に勝つことですよね!」木嶋に告げた。
木嶋は、
「そうだね!今の自分自身を奮い立たせるには、いい目標が出来たと言っても、過言ではないかも知れませんね!」かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「本当ですよ。ここで、頑張らないと•••いつ、頑張るのですか?私も、支援しますからね!」木嶋を、叱咤激励した。
木嶋は、
「かれんさん、よし、決めたよ。年末年始の休みが明けたら、会社に、【陸上部】の《設立の交渉をしますよ!」かれんさんに伝えた。
かれんさんは、
「木嶋さん、それで、いいです。もし、会社が、《NG》を出してしまったら、個人で、《チーム》を立ち上げることも、考えてもいいのではないですか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「そうしようか!《万が一》のときは、色んな手段を使って、《アピール》をして、いかないと難しいね!自分は、【パソコン】を扱うことが出来ないので、そこは、かれんさんに、お願いしようと思っているけどいいかな?」かれんさんに尋ね
かれんさんは、
「いいですよ。私は、それまでの間に、どの方法が最善なのか調べて、木嶋さんに教えますね!」木嶋に話していた。
そんな姿を見ていたら、かれんさんが、愛しくなったいた。
かれんさんは、そんな木嶋の思いを、充分に理解をしていた。
木嶋は、
「さて、これから•••最寄りの公園に出掛けようか?」かれんさんに問いかけていた。
かれんさんは、
「木嶋さん、出掛けましょうか?」飲み物の入った《バック》を持ち、外に出た。
木嶋は、あとを追うように、家を出たのであった。