表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
708/968

第708話

「木嶋さん、材料を何にしよう•••と、悩んでいますね!どんな•••《スペシャルドリンク》が出来るのでしょうか?非常ひじょうに楽しみです。」かれんさんは、一人で、《実況アナウンサー》モードで呟いていた。

木嶋が、手に取った材料は•••

「《バナナ》、《蜂蜜はちみつ》、《レモン》、《林檎りんご》、《牛乳ぎゅうにゅう》」の5つであった。

手始てはじめに、ミキサーを用意よういした。

まな板を使い、《バナナ》のかわを、丁寧ていねいき、果実かじつ包丁ほうちょうで、《サクサク》切っていた。

続いて•••《林檎》の皮を、綺麗に(きれい)にむき、果実を半分に割り、しんの部分を取り、《林檎》を、ミキサーに入れた。

《牛乳》を200cc入れ、《蜂蜜》を小さい•••スプーンで、一杯いっぱい、《レモン》を半分はんぶんに切り、しぼで、絞り、ミキサーに入れた。

木嶋は、

「ミキサーを回す前に、こおりを、少し入れよう。」冷蔵庫れいぞうこから、氷を取り出した。

かれんさんは、

「木嶋さん、意外いがいと、本格的ほんかくてきに作っていますね。かなり、真剣しんけんな表情ですね。いい加減な人かと思っていたので、安心あんしんしました。」安堵あんどな表情を浮かべていた。

氷を3つ•••《ミキサー》に入れ、回転させた。

木嶋は、《ミキサー》を止め、グラスにそそいだ。

「うん。いい出来映できばえだ。かれんさんを呼ぼう。」

木嶋は、かれんさんの部屋に向かった。

「かれんさん、《スペシャルドリンク》が完成かんせいしたよ。」かれんさんに声を掛けた。

かれんさんは、

「は〜い。」ドアを開けた。

かれんさんが、

「木嶋さん、完成したのですか?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「完成したよ。かれんさんのおくちに合うのか•••正直しょうじき心配しんぱいです。」珍しく•••弱気よわきな言葉をらしていた。

かれんさんは、

「楽しみです。」笑顔で答えていた。

テーブルに座り、目の前にある•••【木嶋特製きじまとくせいスペシャルドリンク】を、一口ひとくち飲んだ。

かれんさんは、

「木嶋さん、すごくおいしいです。《バナナ》の甘味あまみが出ています。他に、何か•••ありますか?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「《蜂蜜》の他に、果物くだものは、《林檎》が入っています。」かれんさんに答えていた。

かれんさんは、

「木嶋さん、いつも大会に出るとき•••《スペシャルドリンク》を、作っているのですか?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

毎回まいかい、作ってはいないよ。」かれんさんに伝えた。

かれんさんは、

「作ればいいのに•••もったいないじゃないですか?」木嶋に告げた。

木嶋は、

「そうだね。今度から、かれんさんに教えて•••お願いしようかな?」かれんさんに聞いていた。

かれんさんは、

「いいですよ。私に、教えて頂ければ、《スペシャルドリンク》を《アレンジ》しますよ!」木嶋に、頼もしく話していた。

木嶋は、

「これから、よろしくね!」かれんさんに、あたまを下げたのであった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ