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第705話

木嶋の予想に反して、上位争いが、激しさを増し始めてきた。

「木嶋さん、3位の人たちが、《トップ争い》をしている人たちに、せまって来ていませんか?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「マジで•••チョット待ってね〜。《タイム差》をはかるからね!」かれんさんに伝えた。

かれんさんは、

「木嶋さん、どれくらいの《タイム差》なら、逆転出来ますかね?」

「そうだね•••。今の段階では、何とも言いようがないね。《トップ争い》している《ランナー》が、よほど《スピード》が落ちないと難しいね!」かれんさんに答えたのだ。

《実況アナウンサー》が•••

「3位集団の《ランナー》が、《トップ争い》している、2人の《ランナー》を、【中継車ちゅうけいしゃ】は、追いかけています。ここで、どれくらいの《タイム差》があるのか••?ここで測って見ましょう。今、《トップ》が通過して、間もなく•••30秒が経過しようとしています。計測場所けいそくばしょに来ました。今、通過しました•••《トップ》との差は、45秒です。やや、差が開いたようです。」

「45秒差か•••少し、秒差びょうさが、開いたね。逆転は、どうだろう?このままの《ペース》で、《トップ》の《ランナー》が、に落ちてないと、厳しいかな?」木嶋は、かれんさんに率直そっちょく感想かんそうを述べていた。

かれんさんは、

「まだ、残りの区間は、ありますよね?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「この区間を除いて、あと•••4区間あります。単純計算たんじゅんけいさんすると、12秒ずつ詰めて、《トップ》の《ランナースピード》が落ちないとね!」かれんさんに告げた。

かれんさんは、

「12秒ずつですか•••?現実としては、どうですかね?」

「かれんさんの望み通りの展開になりそう雰囲気が、漂っているね。12秒ずつ詰められらる可能性があるかも知れないよ!」かれんさんに話したのだ。

かれんさんは、

「距離だと、どれくらいになりますか?」木嶋に問いかけた。

木嶋は、

「距離だと、400㍍〜500㍍ぐらいかな?と思うよ。直線ちょくせんが長いところなら、《トップ争い》の《ランナー》のうし姿すがたを見れる。そこで、《ギヤ》が入れば、数秒すうびょうは縮まると思うよ!」かれんさんに答えていた。

かれんさんは、

「《ランナー》の人たちに、頑張ってもらいたいですね!」テレビの前で、声援を送っていた。

木嶋は、自分の会社のとなりの企業きぎょうのことが、気になっていた。

「木嶋さん、どうされたのですか?」かれんさんは、木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「ある企業が出ているから、それで•••気にしていたんだ。」かれんさんに伝えた。

かれんさんは、

「そう言えば、【駅伝】が始まってから、そう話していましたよね!今、どの辺りですか?」

「《下位かいグループ》だね。この結果は、仕方ないね!」木嶋は、かれんさんに答えていた。

かれんさんは、

「私、応援しますよ。どこのチームも、完走かんそうを目指してもらいたいです。」木嶋に話したのであった。





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