第704話
木嶋は、
「自分自身が、あまり【駅伝大会】に、出場した経験ないからね!」かれんさんに告げた。
かれんさんは、
「木嶋さんにも、そんなことがあるのですか?」驚いた様子で、木嶋に答えていた。
木嶋は、
「ありますよ。全国各地で色んな大会があるが、主催の考え方次第で、変わってしまう。確率に直せば、80%ぐらいが、【マラソン大会】だと思うよ。」
「それでも、【駅伝大会】が、20%なんですね!私個人としては、観戦に行ってみたい気持ちはあります。もちろん、そこに、木嶋さんが出場していたら•••《最高》です。」木嶋に話していた。
木嶋は、
「1990年代だったら、陸上仲間と、飲みに行ったり、大会を観戦や、出場したりしていたよ。2000年に入ってときに、《プツリ》と、交流が途絶えてしまった。」かれんさんにボヤいていた。
かれんさんは、
「そのときの判断が、《ベスト》だと思ったなら、仕方ないですよね!私は、木嶋さんを責めていないですよ。」木嶋に話したのだ。
木嶋は、
「ありがとうございます。」かれんさんに頭を下げたのである。
かれんさんは、
「もし、木嶋さんが•••《やる気》があれば、チームを結成すればいいのではないですか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「チームを結成か•••
?悪い話しではないと思いますが、《ランナー》集めに苦労しそうです。」かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「私で良ければ、《スカウト》活動します。」木嶋の為に、努力を惜しまないと、約束をしていた。
木嶋は、
「どうしようかな?会社で、《チーム》を造る選択肢もあるし、かれんさんが言うように、《個人》で造ることも、可能だよね。どちらに転んでも、《リスク》を負わないといけないな。判断が、難しい!」かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「木嶋さん、ここで•••《一発勝負》して見ませんか?」木嶋を急かしていた。
木嶋は、
「今すぐには、結論出すことは、出来ない。かれんさんが、《雑誌モデル》になってしまったら、【駅伝チーム】どころではないよ。」かれんさんに告げた。
かれんさんは、
「そうですね!私が、《雑誌モデル》になったら、木嶋さんが•••《専属マネージャー》になるのですね!結果が出てからにしますか?」木嶋に判断を仰いでいた。
木嶋は、
「そうしよう。会社には、【駅伝チーム】を造る話しを、まだ•••しなくていいね。」かれんさんに伝えた。
かれんさんは、
「《雑誌モデル》になったら、キチンと、会社に、話しをして下さいね。」木嶋に話したのだ。
木嶋は、
「そのときは、はるかさんにも、ケジメをつけますよ。」かれんさんに答えていた。
【ニューイヤー駅伝】も、第3区の中盤に、差し掛かっていた。
木嶋は、
「この区間でも、順位変動がありそうだよ。」かれんさんに予言したのであった。