表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
701/968

第701話

かれんさんは、

「残り100㍍を切るとキツいのですね!」頷いていた。

《トップ》の《ランナー》が通過してから、すでに•••2分が経過していた。

木嶋は、

「《トップ》が通過してから、2分が経ったのか•••。3位グループの逆転は難しい。あとの楽しみは、《シード権》争いか!」かれんさんに伝えた。

かれんさんは、

「《トップ》と、2分も離れてしまうと、追いかけるのは、厳しいですか?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「厳しいね。よほど、走力が高くないとね。」かれんさんに答えていた。

中継が、2号車に切り替わった。

「おっ•••中継が替わった。順位争いに変化が起きそうだ。」木嶋は、かれんさんに告げた。

かれんさんは、

「中継が、切り替わると、何か•••?起きるのですか?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「注目の《ランナー》が走っていたりすれば、中継が入るね。」かれんさんに話していた。

かれんさんは、

「木嶋さんのいる会社は、【ニューイヤー駅伝】を目指さないのですか?」ふとした疑問を、木嶋に投げかけていた。

木嶋は、

「確かに、【ニューイヤー駅伝】に出るのは、会社の宣伝せんでんになるからね。ただ、どんなに、自分が頑張っても、《ランナー》が集まり、支援して頂けるなら、《チャレンジ》したいなと思っているよ!」かれんさんに答えていた。

かれんさんは、

「木嶋さん自身じしんで、《スカウト》しないのですか?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

一流いちりゅうの《トップランナー》を《スカウト》するのは、難しいね。大体だいたいが、就活しゅうかつで決まってしまうね。全くの無名むめいの《ランナー》を、1から育てるのもいいと思うよ。」かれんさんに伝えた。

かれんさんは、

「《トップランナー》を、《スカウト》するのは、それだけ•••難しいのですね!」納得していた。

木嶋は、

「正月休みが終わったら、会社に働きかけをしてみるね。その代わり、結果を出さないと行けないと言う《プレッシャー》に、打ち勝たないとね!」かれんさんに話していた。

かれんさんは、

「私に、出来ることがあれば、いつでも言って下さい。ちからになりますよ。」木嶋に支援を申し出た。

木嶋は、かれんさんの申し出に•••

「ありがとうございます。」かれんさんにあたまを下げていた。

5位グループも、残り50㍍。

たくさんの《ランナー》が、《リレーゾーン》に出ていた。

かれんさんは、

「各チームの《ランナー》が、《リレーゾーン》に出て来ましたね!たすきの受け渡しに、間違いなどは、ないのですか?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「《リレーゾーン》の少し前に、《スタッフ》が、拡声器かくせいきで、どこのチームと伝えているよ。」かれんさんに告げた。

かれんさんは、

「それなら、間違いはありませんね。襷を落としても、拾い直せば問題もありませんよね!」

「襷は、1度受け取れば問題ないよ!」木嶋は、かれんさんに告げたのであった。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ