第686話
「やりました。」
木嶋には、珍しく•••《ガッツポーズ》が出た。
かれんさんは、
「木嶋さん、意外と【じゃんけん】強かったですね。《カッコ良かった。》」木嶋を 褒め讃えていた。
木嶋は、
「【じゃんけん】に勝ったのも、《マグレ》ですよ。」かれんさんに、謙遜して話していた。
屋台の若いお兄さんは、
「お兄ちゃん、勝負に勝ったのだから•••彼女と相談して、どれでも、好きなのを持って行っていいよ！」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「ありがとうございます。かれんさん、たくさん種類があるので、どれにしますか？」かれんさんに問いかけていた。
かれんさんは、
「そうですね。たくさん種類があって•••目移りしてしまいます。木嶋さん、どれが•••《オススメ》ですか？」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「自分なら、間違いなく《アプリコット》を選択しますよ。」かれんさんに告げた。
かれんさんは、
「そうですか•••！木嶋さん、私も、《アプリコット》を食べていいですか？」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「どうぞ。お兄さん•••《アプリコット》を２つ、戴いていきます。」屋台の若いお兄さんに伝えた。
屋台の若いお兄さんは、
「OK。今•••新しいのを出すからね！」木嶋に話していた。
木嶋は、
「お気遣い頂き、ありがとうございます。」屋台の若いお兄さんに、感謝の言葉を述べていた。
屋台の若いお兄さんが•••新しい《アプリコット》を２つ、かれんさんに、手渡していた。
木嶋は、
「ありがとうございました。」屋台の若いお兄さんに、頭を下げたのだ。
屋台の若いお兄さんは、
「綺麗な彼女を泣かすことをしないようにね！」木嶋に、《アドバイス》を送った。
木嶋は、
「大丈夫です。貴重な《アドバイス》ありがとうございます。」屋台の若いお兄さんに答えていた。
かれんさんは、木嶋の右腕を•••《しっかり》と、腕を入れていた。
木嶋は、境内に向かって行く。
かれんさんは、コートから•••小銭を取り出していた。
木嶋も、Gパンのポケットから、小銭を取り出した。
人が多くて、なかなか•••前に進めない。
何か•••もどかしい気持ちである。
気を取り直して、動くのを待っていた。
木嶋は、
「何か•••焦れったいな！《東京ディズニーランド》とかで、並ぶことがないから、待ち疲れてしまうな！かれんさんは、大丈夫かな？」かれんさんの体調を気にしていた。
かれんさんは、
「私なら、大丈夫ですよ。木嶋さんと一緒ですから•••。」木嶋に告げた。
木嶋は、
「ありがとうございます。」かれんさんに答えたのだ。
少しずつ•••人が動き出した。
「もうすぐ、賽銭箱に到着するよ！」かれんさんに話していた。
かれんさんは、
「暗いので、足元に、気をつけて下さいね！」木嶋の身体を心配していた。
木嶋は、
「大丈夫だよ。かれんさんも、気をつけて•••。」かれんさんに優しく声をかけたのであった。
