第683話
かれんさんは、
「木嶋さん、そんなに見つめないで下さい。恥ずかしいですよ。」顔を赤くしていた。
木嶋は、
「かれんさんを、大切にしないといけないと、改めて、そう感じました。」かれんさんに伝えた。
かれんさんは、
「ありがとうございます。」木嶋に告げた。
木嶋が、ふと•••腕時計で、時間を確認した。
「もう、こんな時間になるのか?」時間の経過に驚いていた。
かれんさんは、
「木嶋さん、どうしたのですか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「1日が、過ぎるのは…早いね!」かれんさんに伝えた。
かれんさんは、
「新年を迎えるまで、あと•••わずかですね。0時を過ぎたら、新年の挨拶をしましょうね!」木嶋に話していた。
木嶋は、
「もちろんです。それが、終わったら…布団に入りましょう?」かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「私も、一緒に寝ますからね!今日は、離しませんよ。」木嶋を挑発していた。
木嶋は、
「自分も、かれんさんを…寝かさないよ!」かれんさんに笑顔で答えていた。
かれんさんは、
「楽しみにしますね!」木嶋に告げたのであった。
どこからなのか•••
『除夜の鐘が•••聞こえていた。』
木嶋は、
『かれんさん、この辺りに、お寺が、近くにあるの?」かれんさんに問いかけていた。
かれんさんは、
「お寺ですか?私の家から、歩いて10分ぐらいのところにありますよ。」木嶋に答えたのだ。
木嶋は、
「歩いて10分ぐらいの距離なら、2年参りに行こうかな?かれんさんは、どうかな?」かれんさんに聞いていた。
かれんさんは、
「2年参りですか•••何年ぐらい前かは•••覚えていませんが、行った記憶はありますよ!」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「もし、嫌でなければ、行こうよ!」かれんさんを誘っていた。
かれんさんは、
「どうしようかな•••?木嶋さんもいることですから、行きましょうか?」木嶋に笑顔で返したのである。
木嶋は、
「自分も、久しぶりだよ。みなさん、行動するのが早いからね。すぐに出ないで•••時間を、ズラして行こうよ!」かれんさんに提案した。
かれんさんは、
「何時ぐらいに、行きますか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「何時ぐらいが、ベストかな?」かれんさんに告げた。
かれんさんは、
「11時55分に、家を出ませんか?多少の人混みは、我慢しないと行けませんよね?」珍しく•••不安そうな表情を浮かべていた。
木嶋は、
「何か•••《トラウマ》でも、あるの?」かれんさんに尋ねた。
かれんさんは、
「人混みが苦手ではないのですが、犯罪に、巻き込まれないかが•••心配なのです。」木嶋に話していた。
木嶋は、
「どんなことがあっても、かれんさんを守ります。」かれんさんに、力強く宣言したのである。
かれんさんは、その言葉を待っていたかのように•••
「よろしくお願いします。」木嶋に答えたのであった。