第678話
木嶋は、かれんさんの家の前に立ち尽くした。
「ここに来るのは、今回で…2度目たが、外観が、随分とお洒落だなと感じたよ!」かれんさんに伝えた。
かれんさんは、
「ありがとうございます。」木嶋にお礼を述べながら、鍵を、ドアに入れて施錠を解いた。
木嶋は、かれんさんを愛しくて仕方なかった。
かれんさんが先に入った。
木嶋は、あとから入り…
「おじゃまします!」と、声を掛けた。
かれんさんは、
「どうぞ!」と、言葉を返した。
綺麗に、整理整頓されている。
「やっぱり…整理整頓されていると、気持ちがいいね!自分の家も、そうしないといけないな!」木嶋は、かれんさんの部屋を見て、そう呟いていた。
かれんさんは、
「木嶋さん、ここに座っていて下さい。」木嶋を、《エスコート》した。
木嶋が、案内されたのは…《ソファー》であった。
木嶋は、
「《X'mas》に、かれんさんの家で過ごしたとき…《ソファー》あったかな?」頭の中で…《クエスチョンマーク》をつけていた。
かれんさんは、
「木嶋さんが、《X'mas》に来たとき…《ソファー》は、ありませんでしたよ!」木嶋に告げた。
木嶋は、
「そうだよね!いつ…購入したの?」かれんさんに問いかけていた。
かれんさんは、
「木嶋さんと、《X'mas》を一緒に過ごす前に、購入していたのですが…私のところに配達されたのが、先月の29日だったのです。」木嶋に答えていた。
木嶋は、
「そうだったの?たがら…《ピカピカ》な状態だったんだ。それで、納得したよ!」かれんさんに話したのだ。
かれんさんは、
「木嶋さんに、お話しをしなくて申し訳ありませんでした。」木嶋に謝罪をしていた。
木嶋は、
「かれんさんが、謝ることではないよ。自分自身が、これから…使うものなのだからね!」かれんさんを…あやしていた。
かれんさんは、そんな…木嶋の優しさに、《改めて》惚れ直したのである。
木嶋は、
「自分が先に座るより、かれんさんが先に座った方がいいよ。」かれんさんに伝えた。
かれんさんは、
「それじゃあ…先に座らせて頂きます。」木嶋に頭を下げ、《ソファー》に座り…
「座り心地がいいね。寝てしまいそう。」一人で呟いていた。
木嶋は、
「自分も、かれんさんの膝の上に座っていいかな?」かれんさんに聞いていた。
かれんさんは、
「どうぞ!」木嶋に答えていた。
木嶋は、かれんさんの膝の上に、座った。
「木嶋さん、好きです!」かれんさんが、木嶋に伝えた。
木嶋は、
「ありがとう。」かれんさんに告げた。
かれんさんは、
「この家で、一緒に過ごして下さい。」
猛烈に《アピール》した。
木嶋は、
「そうだね。それが、《ベスト》な選択かもね。」かれんさんの意見に同意をしたのであった。