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第674話

木嶋が電話に出た。

「もしもし…」お姉ちゃんに答えていた。

お姉ちゃんは、

「今、どこにいるの?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「あと…5分ぐらいで《インフォメーション》前に到着するよ。」お姉ちゃんに伝えた。

お姉ちゃんは、

「了解しました。」木嶋に話し、電話を切った。

木嶋は、

「今…お姉ちゃんから電話があったよ!」母親に告げた。

母親は、

「あまりにも、遅いから《シビレ》を切らして電話をして来たんじゃないの?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「そうかもね!」母親の答えに頷いたのである。

《インフォメーション》前には、父親が座っていた。

「随分と…ごゆっくりだったね!」父親が、木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「そんなに、時間が空いたのかな?」父親に尋ねていた。

父親は、

「お姉ちゃん、待ちくたびれたと…言って、この辺りの《ショップ》へ見に行ったよ!」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「お父さん、そんなに、待たせたかね?」父親に聞いていた。

父親は、

「かなり、待ったようなことを言っていたよ。」木嶋に話したのだ。

母親も、ソファーに座った。

木嶋は、

「お母さん…お姉ちゃんに電話を掛けるね!」母親に告げた。

母親は、

「お姉ちゃんも、お父さんと一緒で、気が短いからね!」父親に伝えた。

父親は、苦笑いをしていた。

木嶋は、携帯を取り出し…お姉ちゃんに電話を掛けた。

「プルッ、プルー、プルー」呼び出している。

お姉ちゃんが電話に出た。

「もしもし…今、どこにいるの?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「お父さんのところにいるよ。もちろん、お母さんも一緒だよ。」お姉ちゃんに答えていた。

お姉ちゃんは、

「今から、戻ります。」木嶋に伝え、電話を切ったのである。

木嶋は、

「お姉ちゃん、今…戻ってくるよ。」母親に告げた。

母親は、

「お姉ちゃんが、戻ってきたら…駐車場に向かおうかね!」お父さんに話していた。

お父さんは、

「うん。そうしよう。」母親に答えたのである。

お姉ちゃんが、小走こばしりしながら、木嶋たちのところに戻って来た。

「お待たせ…」お姉ちゃんが、木嶋に話していた。

木嶋は、

「お父さん、お母さん…駐車場に行くよ!」父親と、母親に声を掛けた。

父親も、母親も、ソファーから立ち上がり…歩き出した。

木嶋は、

「何か?買いたい物でも、見つかったの?」お姉ちゃんに尋ねていた。

お姉ちゃんは、

「買いたいな…と思ったが、家に食べるのがあるから、買わなかった。」木嶋に答えていた。

木嶋は、

「羽田空港は、家から近いので、またの機会に買えばいいよ!」お姉ちゃんに告げた。

お姉ちゃんは、珍しく…理解をしたのである。

駐車場に到着。

事前精算機じぜんせいさんきに、駐車券ちゅうしゃけんを入れた。

「800円か…。意外いがいに安く済んだかな?」木嶋は、率直そっちょく印象いんしょうを受けた。

母親は、

「駐車料金は、大分だいぶ掛かったの?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「1000円で、お釣りがきたよ。」母親に答えていた。

母親は、

「それなら、良かった!」安心したのであった。

木嶋は、車のドアを開け、父親と、母親と、お姉ちゃんが乗ったのを確認して、エンジンを掛け…羽田空港の駐車場を、あとにした。


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